『わたし、定時で帰ります』みました。
働き方改革には興味があるし、出演者の方々が面白そうだったので、普段めったにドラマを見ない私もこればかりはスタンバイしてみました。
1話をみた感想...
なんというか、もやっとするというか、うーん...っていうか、なんとも言えない印象。
ドラマ自体が悪いわけじゃないんです。
日本の働き方を見直そう、っていうのも、共感できるんです。
でもなんだかなぁ...
自分が今まで必死にやってきたことに対する無力感というか、損してた気分になるというか、なんかすっきりしない、そんな感じ。
私はドラマの役どころでいう、吉高由里子やシシドカフカとドンピシャの世代なので、どっちの言っていることもわかります。
とくに、吉高由里子の「病気か怪我でもしないかなぁ...」というの、本当に思ったこともありました。実際、身体に不調が表れたこともありました。
さすがに残業月100時間はなかったけど、休日出勤とかもよくしてました。
あと、目標ノルマ達成しないと帰れそうにない、とかね。
でも、やってこれてるということに、それなりにプライドや耐性みたいなもんもついてきました。
で、そんな体質がすぐに変わるわけでもなく、未だに私の脳みそは、吉高由里子よりシシドカフカや向井理と似た側の人間です。
さすがにカフカはやりすぎだけど、あの存在が痛いほどわかるんだよなぁ...
ドラマの新人くんたちは、仕事中の描写がなかったから何とも言えないけど、成果をあげるとか自分の非を認めるとかの前に、権利だけやたら振りかざしてくるのもどうかなって思ったし。
これからの若者が、仕事スタンスあんなんでいいと思っちゃったらどうするんだ。
改革にかこつけて日本終わるぞ。
だから、今まで散々頑張ってたのに、全否定されて過去も現在もしんどいシシドカフカを見て、あまりいい気分はしませんでした。。向井理のフォローなかったら心折れてたわ。
残業ナシ、働き方改革って幸せなことだけど、どっかでそんな世間や世代ををうらやんだり妬んだり、ついていけなくなってる人っていると思うんです。
自分らはこんなしんどい思いした(人によっては今もしている)のに?みたいな。
皆が健康に働ける社会になってほしいと思ってるはずなのに、頑張った自分がそれを邪魔してるというか。なんか皮肉な状況やな、って思います。
でもそれをこらえて、今までのプライド捨ててでも変われる人がどんどん出ないといけないんですよね。(それが吉高由里子なのか)
同世代として、自分もそうならなあかんという戒めも込めて多分来週も見ます。
とりあえず今はそんな前の仕事から転職して落ち着いて、22時のドラマをリアルタイムで見れることに進歩を感じてます。
以上、今回は完全に独り言でした!