徳島の大塚国際美術館に行ってきました。
世界の名画が1000点以上再現されている美術館です。
絵画が好きなので、レプリカと言えど一気にいろんな絵を見たいなーと思って行ったのですが、、、想像以上でした。
めっちゃ広い。めっちゃ量ある。めっちゃ人がいる。
そして、しっかり計画して回らないと、絶対に損します!
これから行かれる方、入念に計画を練って行ってください!
ということで、中の様子や展示物などレポしたいと思います。
徳島県 大塚国際美術館について
徳島県にある、有名な名画が一気に見られる美術館です。
2018年の紅白歌合戦で、米津玄師さんが歌った会場として一気に話題になりましたね。
こちら正面の図。
じゃらんの行ってよかった美術館ランキングでは2位!
トリップアドバイザーのランキングでは4位でした!すごい!
陶板絵画専門の美術館
陶板というのは、文字の通り陶器の板のこと。
ここに、特殊技術でそれぞれの絵画がプリントされ、1つの絵が出来上がるというわけ。
焼き物に転写するからよりつやっぽく鮮やかに再現できるし、本物を展示するわけではないから、名画を集約して一気に見ることができるんですね。
1000点以上の作品を展示
作品はすべてレプリカなので、写真OK、触ってOK。
しつこいですがレプリカだからこそ、有名な名画を全部そろえることが出来るって感じです。
たとえば、
・モナリザ
・ゲルニカ
・最後の晩餐
・叫び
・真珠の耳飾りの少女
とか。
普通の美術館ほど静かに、落ち着いて鑑賞する雰囲気でもなく、好きな絵と写真を撮ったり、大きな絵を見て声を出して感激したり、まさに「絵画のテーマパーク」という感じで、みなさん楽しんでました。
館内の回り方について
さて、館内ですが、5フロアに分かれており、B3→B2→B1→1F→2Fの順で回ります。
まずこのマップ&ガイドは必ずもらいたいところ。
ここに所要時間や、各フロアの見どころ名画が書かれています。
モデルコースも紹介されてましたが、あくまで見どころのみを抑えた最低限のモデルコースだったので、その所要時間よりもはるかにかかりました(笑)
実際、どのフロアにどれくらいかかったかは下記のとおりです。
B1 古代絵画・中世絵画フロア
【代表的な絵画】
アレクサンダー・モザイク、一角獣を従えた貴婦人、など
(一般的に知られている作品は少なかったです)
モデルコールに記載の所要時間:25分
実際かかった時間:2時間
いきなりどんだけ時間押すんだって感じですよね( ꒪⌓꒪)
はいったら、まずここ!!!システィーナ・ホールです。
いきなり出オチみたいな感じで、圧倒されます。
米津玄師さんが歌ったのもこの会場。とりあえすめっちゃキレイです。
システィーナ・ホールの絵画はルネサンス期のものらしいですが、基本このフロアには古代・中世ヨーロッパの作品が集まっています。
これも陶板。モザイクも、転写で表現されてる。
遠目で見たら、もはや本当にモザイクに見えるレベルです。
これも、破損してある部分もプリントで再現されててびっくりししました。
大塚国際美術館のすごいところは、通常の展示のほかにも「環境展示」という形で、聖堂や礼拝堂が再現されているところ。さっきのシスティーナ・ホールもそうです。
こちらはスクロヴェーニ礼拝堂。
なんとここでは、実際に結婚式を挙げることが出来るらしいです。
他にも、陶板に関する説明ブースやいろんな古代の絵画が面白くて、結局2時間も時間を食ってしまいました...
B2 ルネサンス・バロックフロア
【代表的な絵画】
モナリザ、最後の晩餐、ヴィーナスの誕生、アテネの学堂、真珠の耳飾りの少女 など
モデルコール所要時間:20分
実際かかった時間:70分
※本当はほしかった時間:2時間
実は渋滞で遅くなって、美術館に入れたのは13:30くらいです。
閉館時間から逆算して、さっそくこの辺りから巻き気味。この辺りから知ってる絵画も増えてきて、面白くなるのにー!!
ルネサンス、レオナルド・ダ・ヴィンチのの代名詞。いらっしゃいました。
最後の晩餐だって、原寸大。
しかも、復元前を復元後を、正面同士で同時に見れます。
写真に写っているのは、定時ガイドさんによる説明の様子。
こんな感じで、既定の時間に集合場所に行ったら、ガイドさんの説明をうけることもできるみたいです。
ちなみに、館内はこんな様子。ここまで自由に動ける美術館も珍しいですね(笑)
一番並んでいた絵画。
レプリカだけどオーラがあってきれいでした。
こちらは、モネの睡蓮の絵に見立てて、屋外庭園があったところ。
濡れても大丈夫だから、外にも絵が展示できます。
このフロアは目標60分で終わるはずが、知ってる絵が多くやっぱり時間オーバーしてしまいました...
B1 バロック・近代フロア
【代表的な絵画】
ひまわり、叫び、ムーランドラギャレッド、接吻、睡蓮、フォリーベルジェールのバー など
モデルコール所要時間:20分
実際かかった時間:70分
※本当はほしかった時間:2時間
こちらのフロアも、知っている絵がたくさん。
モネのラ・ジャポネーズはずっとカワイイ絵だなぁと思っていたけど、他にもこんな似た絵があるなんて知らなかった!
マネの絵がこんなに一気に拝めるなんて、ここならではですよね。
並べたらすごい箔つくなぁ。
きました、大好きなクリムトの絵。接吻はいつか生で見ることが夢。
このフロアも、かなりの駆け足。
好きな絵が多かったので、60分じゃ足りなかった...
1F/2F 現代・テーマ展示フロア
1F、2Fはフロアが狭く、合わせて1セットになっています。
【代表的な絵画】
ゲルニカ・自画像(ピカソ) など
モデルコール所要時間:15分
実際かかった時間:40分
※本当はほしかった時間:1時間
ここに来たら近代アートに加え現代アートもあります。ゲルニカは予想以上に大きかった!!
ダリの絵はいつ見ても異次元にいる感じがしますね。
現代アートはスタイリッシュでハイセンス。こんなんとか。
大塚国際美術館には全巻通して大きめ、壁サイズの絵画も多いです。実際、上の写真も壁サイズ。
どれもオシャレにみえる絵なので、それをバックに記念写真撮るのも楽しいですね。
結局かかった滞在時間は…?
6時間(お昼ご飯の時間込み)。
これが最終的にかかった時間です。これでも、体感としては「時間足りなかったなぁ…」という印象です。
ちなみにこちら、お昼ご飯で一緒に食べたどら焼き。
ムンクの焼き印がカワイイ。お茶入れる前に撮っちゃいました...
・美術館をじっくり楽しみたい
・1つ1つの絵画の説明を読んで作品を理解したい
・写真をたくさん撮りたい
そんな方は、1日がかりで楽しんでもらった方がいいかと。
そして、事前にHPなどでどのフロアに時間をかけたいか、配分を練っておいた方がいいです。
今回は四国に別の用事があった帰りだったので、スタートが遅くなったからこうなったけど、次回行く機会があれば、1日がかりで1フロア2時間くらいの時間配分で見たいなぁ!
というわけで、アート好きな方は1日遊べる素敵なテーマパークでした!