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DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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何時間あっても足りない⁈徳島 大塚国際美術館の回り方と実際にかかった時間

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徳島の大塚国際美術館に行ってきました。

世界の名画が1000点以上再現されている美術館です。

 

絵画が好きなので、レプリカと言えど一気にいろんな絵を見たいなーと思って行ったのですが、、、想像以上でした。

めっちゃ広い。めっちゃ量ある。めっちゃ人がいる。

 

そして、しっかり計画して回らないと、絶対に損します!

これから行かれる方、入念に計画を練って行ってください!

ということで、中の様子や展示物などレポしたいと思います。

徳島県 大塚国際美術館について

徳島県にある、有名な名画が一気に見られる美術館です。

2018年の紅白歌合戦で、米津玄師さんが歌った会場として一気に話題になりましたね。

こちら正面の図。

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じゃらんの行ってよかった美術館ランキングでは2位!

トリップアドバイザーのランキングでは4位でした!すごい!

陶板絵画専門の美術館

陶板というのは、文字の通り陶器の板のこと。

ここに、特殊技術でそれぞれの絵画がプリントされ、1つの絵が出来上がるというわけ。

焼き物に転写するからよりつやっぽく鮮やかに再現できるし、本物を展示するわけではないから、名画を集約して一気に見ることができるんですね。

1000点以上の作品を展示

作品はすべてレプリカなので、写真OK、触ってOK。

しつこいですがレプリカだからこそ、有名な名画を全部そろえることが出来るって感じです。

たとえば、

・モナリザ

・ゲルニカ

・最後の晩餐

・叫び

・真珠の耳飾りの少女

とか。

 

普通の美術館ほど静かに、落ち着いて鑑賞する雰囲気でもなく、好きな絵と写真を撮ったり、大きな絵を見て声を出して感激したり、まさに「絵画のテーマパーク」という感じで、みなさん楽しんでました。

館内の回り方について

さて、館内ですが、5フロアに分かれており、B3→B2→B1→1F→2Fの順で回ります。

 

まずこのマップ&ガイドは必ずもらいたいところ。

ここに所要時間や、各フロアの見どころ名画が書かれています。

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モデルコースも紹介されてましたが、あくまで見どころのみを抑えた最低限のモデルコースだったので、その所要時間よりもはるかにかかりました(笑)

実際、どのフロアにどれくらいかかったかは下記のとおりです。

B1 古代絵画・中世絵画フロア

【代表的な絵画】

アレクサンダー・モザイク、一角獣を従えた貴婦人、など

(一般的に知られている作品は少なかったです)

 

モデルコールに記載の所要時間:25分

実際かかった時間:2時間

いきなりどんだけ時間押すんだって感じですよね( ꒪⌓꒪)

 

はいったら、まずここ!!!システィーナ・ホールです。

いきなり出オチみたいな感じで、圧倒されます。

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米津玄師さんが歌ったのもこの会場。とりあえすめっちゃキレイです。

システィーナ・ホールの絵画はルネサンス期のものらしいですが、基本このフロアには古代・中世ヨーロッパの作品が集まっています。

 

これも陶板。モザイクも、転写で表現されてる。

遠目で見たら、もはや本当にモザイクに見えるレベルです。

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これも、破損してある部分もプリントで再現されててびっくりししました。

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大塚国際美術館のすごいところは、通常の展示のほかにも「環境展示」という形で、聖堂や礼拝堂が再現されているところ。さっきのシスティーナ・ホールもそうです。

 

こちらはスクロヴェーニ礼拝堂。

なんとここでは、実際に結婚式を挙げることが出来るらしいです。

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他にも、陶板に関する説明ブースやいろんな古代の絵画が面白くて、結局2時間も時間を食ってしまいました...

B2 ルネサンス・バロックフロア

【代表的な絵画】

モナリザ、最後の晩餐、ヴィーナスの誕生、アテネの学堂、真珠の耳飾りの少女 など

 

モデルコール所要時間:20分

実際かかった時間:70分

※本当はほしかった時間:2時間

 

実は渋滞で遅くなって、美術館に入れたのは13:30くらいです。

閉館時間から逆算して、さっそくこの辺りから巻き気味。この辺りから知ってる絵画も増えてきて、面白くなるのにー!!

 

ルネサンス、レオナルド・ダ・ヴィンチのの代名詞。いらっしゃいました。

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最後の晩餐だって、原寸大。

しかも、復元前を復元後を、正面同士で同時に見れます。

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f:id:stk5:20190515223120j:plain写真に写っているのは、定時ガイドさんによる説明の様子。

こんな感じで、既定の時間に集合場所に行ったら、ガイドさんの説明をうけることもできるみたいです。

 

ちなみに、館内はこんな様子。ここまで自由に動ける美術館も珍しいですね(笑)

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一番並んでいた絵画。

レプリカだけどオーラがあってきれいでした。

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こちらは、モネの睡蓮の絵に見立てて、屋外庭園があったところ。

濡れても大丈夫だから、外にも絵が展示できます。

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このフロアは目標60分で終わるはずが、知ってる絵が多くやっぱり時間オーバーしてしまいました...

B1 バロック・近代フロア

【代表的な絵画】

ひまわり、叫び、ムーランドラギャレッド、接吻、睡蓮、フォリーベルジェールのバー など

 

モデルコール所要時間:20分

実際かかった時間:70分

※本当はほしかった時間:2時間

 

こちらのフロアも、知っている絵がたくさん。

モネのラ・ジャポネーズはずっとカワイイ絵だなぁと思っていたけど、他にもこんな似た絵があるなんて知らなかった!

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マネの絵がこんなに一気に拝めるなんて、ここならではですよね。

並べたらすごい箔つくなぁ。

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きました、大好きなクリムトの絵。接吻はいつか生で見ることが夢。

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このフロアも、かなりの駆け足。

好きな絵が多かったので、60分じゃ足りなかった...

1F/2F 現代・テーマ展示フロア

1F、2Fはフロアが狭く、合わせて1セットになっています。

【代表的な絵画】

ゲルニカ・自画像(ピカソ) など

 

モデルコール所要時間:15分

実際かかった時間:40分

※本当はほしかった時間:1時間

 

ここに来たら近代アートに加え現代アートもあります。ゲルニカは予想以上に大きかった!!

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ダリの絵はいつ見ても異次元にいる感じがしますね。

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現代アートはスタイリッシュでハイセンス。こんなんとか。

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大塚国際美術館には全巻通して大きめ、壁サイズの絵画も多いです。実際、上の写真も壁サイズ。

どれもオシャレにみえる絵なので、それをバックに記念写真撮るのも楽しいですね。

結局かかった滞在時間は…?

6時間(お昼ご飯の時間込み)。

これが最終的にかかった時間です。これでも、体感としては「時間足りなかったなぁ…」という印象です。

 

ちなみにこちら、お昼ご飯で一緒に食べたどら焼き。

ムンクの焼き印がカワイイ。お茶入れる前に撮っちゃいました...

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・美術館をじっくり楽しみたい

・1つ1つの絵画の説明を読んで作品を理解したい

・写真をたくさん撮りたい

そんな方は、1日がかりで楽しんでもらった方がいいかと。

そして、事前にHPなどでどのフロアに時間をかけたいか、配分を練っておいた方がいいです。

 

今回は四国に別の用事があった帰りだったので、スタートが遅くなったからこうなったけど、次回行く機会があれば、1日がかりで1フロア2時間くらいの時間配分で見たいなぁ!

 

というわけで、アート好きな方は1日遊べる素敵なテーマパークでした!