サツキログ

DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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ウズベキスタン女一人旅③ブハラ編Part.2~旧市街の愛すべきウズベク人たち~

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2019年12月6日~12月12日の7日間にわたるウズベキスタン女一人旅の旅行記です。

今回は2日目。ブハラでの散策と、現地で触れ合った商売上手で印象的なウズベク人たちのことをお伝えします。

※前回の記事はこちら▼▼▼

www.satsukilog.com

旅の醍醐味は"人"。現地の方とのコミュニケーション内容多めです!

2日目 ブハラ旧市街観光

ブハラに降り立ち、はや数時間。

チョルミナルやカラーンモスクといった名所をすでに巡りましたが、まだまだ見どころはたくさん。

ブハラ散策の拠点となるラビハウズ(池)から北西に歩いていた私は、そのまま西側の観光を進めました。

アルク城

このアルク城は、歴代ブハラ・ハンの居城で、破壊と再建が繰り返されたお城。外から見たら、かなり壮大なスケール。 

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今では観光名所になっており、場内にブハラの歴史を学ぶ展示室やお土産屋さんが構えられています。ちなみに入場料は撮影費込みで15,000スム≒174円。

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とある展示室にはいると、ウズベク姉さんが手招きをして「プレゼント!」と一声。「んー大丈夫かな、乗っていいやつかな」と思いながらも言われるがままに腕を出すと、あれよあれよとブレスレットを2つまかれる私。。

ウズベク姉さん:どっちが好き?

私:こっち。

ウズベク姉さん:じゃぁ5,000スムね!

...プレゼントちゃうんかい!でも、5,000スムって言われると慣れないうちはひるんでしまうけど、実際日本円になおしたら60円くらいですもんね。。ありがたき旅の記念。

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城内からはブハラの景色が見え、これがなかなかいい眺め。整備された緑豊かな街を見て、普段いかに「中央アジア」に対して偏見をもっていたかを改めて感じました。

もっとなんというか、砂の大地で殺伐としていると思ってた(失礼)

アブドゥルアジス・ハン・メドレセ

アルク城がブハラ旧市街の端の方にあったので、そこから再度、来た道を戻ります。

しばらく歩いて旧市街中心部にあるこちらのメドレセ(=神学校のこと)は、なんと中央アジア最古のメドレセとのこと!

入口のムカルナス(イスラム建築の装飾)が、もう美しくて。

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受付でお姉さんに払った入場料は8,000スム≒93円。

お姉さんはあまり英語が得意ではないようで、なんて言っているのかわからなかったのですが、どうやら「中にもう一人女性がいて案内してもらえ」と言っている様子。

その「もう一人の女性」の英語もウズベクなまりで同じく何を言っているのか全くわからなかったけど、雰囲気で聞くに「この建物は古くて修復が必要で、そのためにはお金がほしい...」だったように思う。

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その後、お土産スペースのようなところに連れていかれ、「何か5,000スム分買って」と言われる。。確かにメドレセ内はかなり老朽化が進んでいる印象。

事前に「見るだけでいい」と言われていたので、何となくやり方が腑に落ちず何も買わなかったのですが、5,000スム≒60円くらいだったら買ってあげたらよかったな、と少し後悔してます。

ちなみに、このメドレセの正面にあるウルグベク・メドレセも装飾がめちゃくちゃキレイでした。(中には入れなかった)

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スザニ購入@タキ・ザルガロン

タキとは「丸屋根」の意味で、昔から隊商が利用していたバザールのことをいいます。

今はお土産屋さん街として機能しており、3つのタキが徒歩圏内に点在。一通り街歩きを済ませると、このタキの辺りを雑貨を見ながらぶらぶらしてました。

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タキ・ザルガロンのスザニ(ウズベキスタンの伝統刺繍)屋さんの前を通りかかったときのこと。。

店のお手伝いらしきお嬢ちゃんが私を見るなり、「ニホンジンデスカ?!ニホンジンダイスキデス!」と声をかけてきました。

おぉ!これが聞いていた親日国というやつか!と少しワクワクしたらもうお嬢ちゃんペース、、まぁ店内に連れられる→「どれが好き?」と聞かれる→答える。案の定、「じゃぁ〇スム(ドル)!」って言われる。

びっくりしたのはその後。「これはもともと12ドルなんだけど、今日から2日間ウズベキスタンのホリデイだから20%ディスカウント!特別に10ドルになるよ!」...とのこと。

...すごい。推定小学生にしてこのセールストーク。しかも英語&日本語で。

かなり強引な接客だったけど、スザニはどっちみち記念に買って帰ろうと思っていたし、もうガイドブックも取られる貸してあげるくらいに距離感は縮まっているし、脳内が半分諦めで「もうこの店でええやん」と言っている。

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というわけで、スザニ、お買い上げ。12ドルの20%オフ、微妙に10ドルにならんことは黙っといてあげるわ。笑

私の地球の『歩き方Plat』を真剣に読んで、「ウズベキスタンがこんなにナイスな本になってる!」とデザインを喜んでいました。ダイヤモンド社さん、GOOD JOB!!

ちなみにこのお嬢ちゃんは、大きくなったらブハラにある日本語学校に通って日本語の勉強をしたいとのこと。

また、ここのお母さんは2年ほど前に、東京であったEXPOにスザニの出展をしたらしいです。(…なんのEXPOだろう??)

これも旅のご縁ということで、一つ思い出ができました。

売っているものはどこもそんなに変わらないから、「誰から買うか」「どんな買い方をするか」をモットーにした方が旅は面白いよね。

プロフ@ラビハウズ沿いのカフェ

少し時間は早いですが、お腹がすいたので夕食に(多分まだ16:30ごろ)。

ウズベキスタンに来たら絶対に食べたいと思っていたプロフに挑戦。ラビハウズの近くにある、カフェ系の店に入店!

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客は私一人。店主のおばちゃんはおそらく英語ができないらしく、通訳の方含めた女性グループが複数名、店内でお喋りしています。なかなかカオスな光景。

始めて食べたプロフの感想は...思っていたより和風の味!

ピラフの原型と聞いていたので、そのまま西洋風のピラフをイメージしていたのですが、どちらかというと味は、日本の炊き込みご飯。ただし油で炊いてあるイメージ。

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ダシで味付けされているような感じで、多分日本人にはなじみのある味だと思います。ちなみに値段は20,000スム≒230円。

注文したとき、厨房からチン!って電子レンジの音がしたのは、聞こえなかったことにしよう。笑

ラビハウズ周辺にて散策...

ブハラは半日~1日あれば回れる小さな町。ある程度回ってしまった後は、ラビハウズに戻って夕方を持て余していました。

ネコとじゃれている少年を眺めたり、花嫁さんの写真を撮ったり。

f:id:stk5:20201001204359j:plainf:id:stk5:20201001204414j:plain一般ピープルのカメラにも目線を向けてくれる花嫁根性さすが!この後、サマルカンド含め何度となくウエディングフォトの撮影に出くわすことになる。

また、ウズベキスタンには観光警察の方がそこら中で警備をしてくださっています。夜に各所のライトアップを見に行きたかったので、「この辺りは夜に女性が1人で歩いても平気か?」と尋ねてみることに。当事者のお兄さんは英語が話せなかったのですが、わざわざ電話をして英語OKな人と話させてくれ、答えは、「もちろん、歩けるわよ!笑」とのこと(女性でした)。

親切な人が多いとは聞いていたものの、警察でさえ気さくで献身的。もしかしたら日本以上にホスピタリティの高い国なのかもしれないですね。

ライトアップのブハラ旧市街を散歩

ホテルに戻って一旦休憩した後、夜のライトアップを見に再度出発。

ラビハウズ、ラビハウズ近くの遊歩道、カラーンミナレット、などなど。

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ブハラは日本の観光地同様、日が暮れたら店が閉まる模様。

人もお昼以上に歩いていないし、タキの中もこの通り。。

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ただ、治安がいいのは本当のようで、きれいにライトアップされた遊歩道で家族連れが仲良く歩いていた辺りに平和を感じました。

あまりに人がいないもんで、見るものも入るとことろもなく。。

19:00というお行儀のいい時間にホテルに帰宅。

これにて2日目、終了!!

 

次回は翌日のブハラ、お土産探しの様子のことをお伝えします▼▼▼

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