2024年2月、夫と二人、タイはバンコクへの旅行が叶いました!
3泊5日の行程の中、順番にブログに記します。
<行程>
1日目:出国/カオサン通り
2日目:クローンラットマヨム水上マーケット/チャトチャックウィークエンドマーケット/タラートノイ/チャイナタウン
3日目:アユタヤ遺跡群/パッポン通り/ビッグC
4日目:ワットポー/ワットプラケオ/王朝市場/ワットパクナム/ワットアルン/カオサン通り ←今ココ
5日目:深夜便にて帰国
4日目
さて、3泊5日のタイ旅行もいよいよ最終日。
この日は旅程上最後にならざるを得なかった、バンコク屈指のお寺をめぐる1日。
個人的に一番楽しみにしていたコースです。(いや全部楽しみなんだけども)
ワットポー・ワットプラケオ・ワットアルンの三大寺院に加え、ワットパクナムという寺三昧。まさにバンコク旅行のハイライトといえるスポットばかり。
全て近距離に集中しているので、動きやすかったです。
疲労がたまりつつあり最終日としてはややヘビーな詰め込み方ですが、タイのお寺の色彩と造形美を浴びまくって大満足な締めくくりとなりました!
ワット・ポー
■朝ご飯
まずはワットポーの前に朝ご飯を。
宿とワットポーは目と鼻の先だったので、中間地点の通り沿いにある食堂にて。
夫がタイ風お粥を食べたいといっており、運よく通りかかりにそれを提供されているお店を発見。私は安定のカオニャオマムアン。
肝心のお粥は米粒を完全に砕いていて、完全に濃度高めの液体のような感じ。おいしくなくはないんだけど、ちょっと変わった食感がした。
■ワット・ポー
涅槃で有名、タイの代名詞ワットポー!!
タイ通友人Kからも宿の方からも、「朝イチがオススメ」と言われていただけに、9時台に訪れるとかなり落ち着いて観光できた。
そして敷地が意外と広い。涅槃像にたどり着く前にも面白い像がたくさんある。
ワットポーはお寺であると同時に、タイ式マッサージの総本山らしい。
像もそれにちなんだものだとのことで、中にはあり得ないポーズをとっている像も。数日前にタイ古式マッサージを受けた身としては、この体型は無理やで、、という気持ち。
主役ともいえる涅槃像は、敷地内の少し奥に。
像の前に大きな柱がたくさん立っているので、スキマからご対面。月並みな感想になりますが、みあげるほどおおきかったです。
個人的にワットポーの中でよかったスポットは、要所にある回廊。
まわりをぐるっと仏像が囲んでくれていて、ちょっとした異世界を感じられた。昨日いったアユタヤも全盛期はこんな感じだったのかな。
ワット・プラケオ
■ワット・プラケオ
次はワットポーの横にあるワットプラケオに。
ワットプラケオは王家の菩提寺となっており、敷地も王宮と同敷地内にあってタイで最も格式が高いとされている寺院らしい。
敷地も広く、真横のポーから徒歩ですぐに行けると思いきや入り口が奥でクッソ遠い。
そんなワットプラケオ、具体的な感想として、、、あまり良く覚えていない。
とはいえせっかく行ったんだし、思っていたことを思い出して書きますね。
「おーー...」「でかぁ...」「すげー...」「ピカピカぁ...」「めっちゃ人おる...」「広っ!」
とまぁこんな感じで、感嘆の一言しか出てこない。
とにかく荘厳、贅を尽くした建物。
そしてこの時間になると観光客も増えてきて、お寺というよりは人を見に行った感じ。
印象に残っているのは、寺院内の所々で見られる、天を支えていると思しき神像がかわいかったことと、途中休憩がてら眺めていた観光客の喧噪にタイパンツをはいてる人がびっくりするくらい多かったことかな。。。
入場料も全寺院の中で500バーツ(日本円にして2000円)と一番高かったのに、なんちゅうもったいない観光の仕方をしてるのだ、自分。
次回に向けて、誰かワットプラケオの正しい楽しみ方を知っていたら教えて欲しい。
■王朝市場
さて、ここらで昼食を。
ワットプラケオ最寄りの船着き場からチャオプラヤ川の対岸に渡り、すぐそこの王朝市場へ。
タイにして「王朝市場」と漢字の表記が出ているだけに、歩いてみると中華系のお店が多いのかなぁという印象。狭い路地にお店が所狭しと並んでいる。
八角のいい匂いにつられて入ったこれまた台湾系?のお店で豚の角煮ご飯を。
長らくタイ風の料理ばかりだったので、ここに来て違った味が楽しめて嬉しい。
確か私は、王朝市場内で暑さだったか腹痛だったかで一瞬体調が悪くなったタイミングがあったのだけど、その際の糖分補給で飲んだタピオカ入りタイミルクティーがめちゃめちゃウマかっと記憶。写真はない。
その後、タクシーでワットパクナムへ。
ワット・パクナム
ワットパクナムは近年、映えスポットとして定着した寺院。
三大寺院とは少し離れた場所にあり、タクシーで向かう際も直前に細ーい道を通ったりして楽しい。
ネットやSNSでは天井の写真が一面に出ているものが多いけど、個人的には引きアングルで見るのがオススメ。白んだ明るい堂内に自然光が差し込み、ここが厳かな場所であることを認識させられる。仮にもお寺なので、映えに集中しすぎて本来の意図から外れる事はナンセンス。
こちらは有名とはいえ場所が離れているからか、人の数も適度でとても見やすい。
屋根もしっかりあるので、涼みながらのんびりブラブラさせてもらった。
帰りの駅まで向かう道も本当に地元の方が歩く道という感じで、とてもローカル好きな私の好み。
この後、次の目的地であるワットアルン最寄りの駅で降りてまた歩いたのだけど、このワットパクナム~ワットアルンの移動が地元の生活感や日常を感じられ、この旅一番の情緒に浸れた時間だった。
ワット・アルン
ワット巡りの最終、ワットアルン。私が最も行きたかったお寺!!!!
チャオプラヤ川沿岸でシンプルに一本そびえるお寺...素敵じゃないですか。
本当は1日目に予定外に船着き場に到着してしまったものの、この日が本格観光。
時に白く、時に夕暮れ色に。写真や遠くから見るワットアルンはそんな印象だったけど、間近でみると乳白色のベースに青・緑・橙・茶色など多くの色が造形と共に緻密に施されていて、かわいらしい印象だった。
そのためか三大寺院の中で最も「映える」と人気のお寺らしく、敷地内にはタイの伝統衣装を着て写真撮影する人でいっぱい。日本でいう、伏見稲荷大社で着物着る感じ?
我々夫婦はカメラを向けられたら変顔しかできない、撮影会とは縁のない人間なので、そんな様子を仏塔の階段に座って眺めるのみ。実は上の右下の写真の下では、何組もの撮影大会が繰り広げられているよ。
とはいえそんな階段での時間も、悠久の寺と同化しながらのんびり過ごした空間で、とても贅沢なときを過ごさせてもらったように思う。
カオサン通り(2回目)
■晩ご飯
この旅は、カオサンに始まりカオサンに終わる。
1日目同様、ワットアルン最寄りの船着き場から船が出ているので、晩ご飯を求めて再びカオサン通りへ。
この日は初日に食べそびれた、プーパッポンカリーを食べに行くのだ。友人Kから教えてもらっていたものの満腹で断念したので、最終日で食べようと取っておいた。
紹介されたお店はこれまたローカルで、店内のタイルの各々にサインやらが書かれている内装も、色んな人が来られたんだなーと年季を感じる。
肝心のお味は、美味しい。んだけど、如何せんカニの甲羅がちょっと食べづらい。とりあえず副菜で注文した謎の緑の炒め物がクソほどウマかった。
(Jok Pochana:Google Map)
■足つぼマッサージ
旅もいよいよ終盤。最後に何がしたい?ということで、夫がもう一度タイ式マッサージをして帰りたいと所望。
初日にお世話になったところがよかったので再度訪れたものの、この日はもう先約でいっぱい。ということで隣にある室内のマッサージ屋さんにお世話になることに。
時間の都合上30分の足裏マッサージのみだったけど、4日間歩き回った足がほぐれて、やってもらえてよかった。
そしてタイのマッサージ屋の強烈な清涼感ある香りは、相変わらずクセになりそう。
(smooth massage:Google Map)
その後、宿の事務所まで戻って荷物を引き取り、空港へ。
21時という決して早くはない時間だったけど、空けて待ってくださっていたのがありがたい。
4日目&バンコク旅行まとめ
以上をもって、タイはバンコクの旅が終了。
3泊5日では本当に足りないくらい、あっという間だった。ちょっと旅程を詰め込みすぎたかな。
始めて訪れたタイの感想。。。
カラフル。空が明るい。開放的。川。埃。ごちゃごちゃしている(いい意味で)。みんな優しい。細かいことは気にしない。マンゴーが美味しい。暑い。とにかく暑い。
バンコクと言えば近年大きく発展しているので、巨大ショッピングモールやオシャレなルーフトップバーなども有名ですが、今回全くかすりもせず。由緒ある寺院や遺跡、ローカルな市場など、昔ながらのエリアを楽しみました。でもそれが自分達らしいし楽しかったです。
とにかく今回は短期で動きまくった旅。その代わり代表的なスポットには触れられたと思うので、今度はそれを基により深く浸りたいところにゆっくりいけたらいいなと思う。
個人的には、ワットパクナム近辺のローカルエリア・カオサン近辺の旧市街・タラートノイ。あとはグッと北上して、タイの京都と言われるチェンマイも。
行けるかは未定だけど、書けばきっと叶うことを信じて、次を楽しみにしたいと思う。
タイ、またね!!!!!!!!!!