GWももう終盤。。
私はありがたいことに7連休もいただいているに関わらず、ブログ未更新のまま最終日まで来てしまいましたよ。
さすがにこれはアカンやろということで、今回のブログは読書記録。
いつもだったら四半期を一区切りとしているのですが既に4月が終わってしまったため、4か月分のまとめとして書くことにしましょう。笑
趣味・仕事・お金関係で、興味のあるものを少しずつ。相変わらず脈絡のないセレクトですが、気持ちに余裕のある時に気まぐれに読書してます。
- かわいい我には旅をさせよ ソロ旅のすすめ/坂田ミギー
- ゴッホのあしあと/原田マハ
- あなたは、誰かの大切な人/原田マハ
- 東京タワー/江國香織
- なぜか惹かれる言葉のつくりかた/能勢邦子
- 自由に生きるための地味な投資で2000万/大西真人
- お金は寝かせて増やしなさい/水瀬ケンイチ
- 総括
かわいい我には旅をさせよ ソロ旅のすすめ/坂田ミギー
海外における「ソロ旅」をテーマに読み切りトピックスの並ぶ旅エッセイ。
私が人生病んでいるときに1作目『旅がなければ死んでいた』を読んだ際、本から気づきを得て立ち止まることを肯定出来てからというものすっかりミギーさんのファンに。
この方の旅は、大多数の人は絶対に知らないであろうディープな場所に行かれていたり、通常ではまぁ出会わないであろうタイプの人が出てくるから面白い。
それでいて、旅先への敬意や誠実さがあふれているから読んでいて全く嫌な気持ちにならないんです。フランクでユーモアのある文章の中に真面目な部分が見え隠れしている所も好き。
今回も読了した後、自分は自分、という自己肯定感と前向きな気持ちをいただきました。
もはや感想というより著者へのラブレターである。。
ゴッホのあしあと/原田マハ
同じく原田さんの小説、『たゆたえども沈まず』の解説本みたいなもの。
『たゆたえども~』も事前に読み、もはやこれはニコイチだろうと有無を言わさずセットで知識装着。前者がゴッホの生涯を描いたフィクション小説、後者でより一層印象派やゴッホという人物の理解を深める...という感じ。
完読。
— サツキ (@satsukilog) 2022年2月27日
本の中で、ゴッホが、生きてた。
これでゴッホ展をもっと深いところから鑑賞できそうな気がする...!! pic.twitter.com/mvmHdmfAJK
私もゴッホ好きといえど美術好きの方々に比べるとまだまだにわかなので、この2冊でかなりレベルがアップしたように思う。笑
3月に行ったゴッホ展も、おかげでより深い視点から鑑賞できました。
なにより、原田さんの美術への造詣や教養の広さに脱帽。他にも色んな画家を題材に小説を書いてらっしゃるため、これから要CHECKしたい作家さんの一人です。
余談ですが、文庫本は中古派。いかにもな新品感がない感じが良い。こちらはメルカリでいただきました。
あなたは、誰かの大切な人/原田マハ
同じく原田さん。これは完全にジャケ買い。
期間限定でカバーキャンペーンをしていて、大好きなクリムトの接吻を見てさほど中身も知らず買ってしまった。。ずるいわ、講談社。。
内容は、人生後半に差し掛かる年代の女性に起こる出来事を描く短編集。
登場人物が上の世代だったので、各物語におけるテーマも病気や死別・介護など今の自分には少し重いものでしたが、全体的にさわやかな運びでスッキリ読めました。
そして、ここでも原田さんの知識量に驚き。
物語は海外に触れる描写もあるのだけれど、建築や宗教・文化など、本当に色んなことをよく知ってらして勉強になる。
東京タワー/江國香織
何を思ったか、「江國香織の文章に触れたい...!」という衝動にかられ、ブックオフでピンときたタイトルを購入。
多分、風くんの♪アダルトちびまるこさんを聞きまくってたせいだわ...
東京タワーというノスタルジーな響きに惹かれたものの、中身はゴリゴリの不倫物語でした。そういえば昔、V6岡田君と黒木瞳さんの映画があったのはこれだったのか。
しかし内容云々はさておき、やはり江國さん、文章のちょっとした機微や言い回し、リズム、全部が「うぅっっ...!!」という感じで柔らかく繊細、余裕感、もの寂しい、しめやか、渋い、インテリジェント...!!(←思い当たる印象をとりあえず語彙力の限り並べている)
なんか、こういう大人の余裕をもつ世界観に似合う人間になろうと思いました。。
なぜか惹かれる言葉のつくりかた/能勢邦子
仕事用に購入。引継ぎが発生し、なんだか今までよりクセのあるクライアントがあてがわれると聞いたため、初心に返ろうと。もといお守り代わりに。。
王道のコピー指南書というよりは、著者の方がananの元編集長だからこその柔らかいキャッチーな表現作り...というのが求めているものと合っていて、とてもよかった。
なんというか、もっとこだわりを見出して単語や文章に誠実に向き合おうと思った。
おかげさまで、今のところは大きなハレーションは起きておりません、今のところは。
自由に生きるための地味な投資で2000万/大西真人
NISAを主として、投資を始めるにあたっての指南書。
自分もつみたてNISAはやっているもののほったらかし状態で(まぁそういうものではあるが)、もっと投資の知識やマネーリテラシーを高めたく思って購入。
良くも悪くも、すでに行っていることが書かれていたので復習するような感じでめっちゃわかりやすかったです。笑(←実践で初めて実感するタイプ)
多分、完全に初心者向けの本だとは思うんだけど、その内容が私にはちょうど良かったように思う。なぜ長期がいいのか、なぜ全米株がいいのか...きちんと腹落ち出来た感じ。
かなり優しく書いてくれているので、投資初心者さんまずオススメしたい1冊。
お金は寝かせて増やしなさい/水瀬ケンイチ
上記の本だけじゃ物足りず、もう1冊投資本を購入。
ちょうどこの時、円安の影響でNISAの利益が一時的に爆上がりしたわ、コロナと世界情勢の影響で物価は上がるといわれるわ...という状況だったんですよね。
今のところ投資はつみたてNISAしかしていないんだけど、まだまだバランス的には貯蓄の方が圧倒的に多いなか、円を持ち続けることに意味があるのだろうか、と。。
という訳で、こちらでインデックス投資についてさらにお勉強。
結論、切り口は異なるものの『地味な投資で~』と本質の部分は同じような気がしました。やっぱり長期・インデックス最強。
そして、ずっと気を揉んでいたiDeCoをついにやってみようかなぁと思っています。。
でも、やっぱ迷いがない訳ではない。老後資金も大事だけど現役時代に遊ぶカネほしい。葛藤。
総括
以上、4か月分合計7冊でした!コツコツ読書です。。
今回は、趣味の旅本のほか、スキルアップやマネーリテラシーの向上など、結構バランスよく読んだのではないでしょうか?笑
本当はもっと読みたいんだけど、時間&気持ちの余裕ならびにほしいと思ったものを片っ端から買うお小遣いの余裕もございませぬ。。
これからは夏に向けて、やっぱり旅エッセイを引き続き読んでいきたい気分です。仕事に役立ちそうな本も少し。
実は今、読みたい本を都度リストアップしてるんですが、全然追い付いておりません。
コツコツ見定めて嗜んでいこうと思います◎