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DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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【メンタルヘルスマネジメント検定】2種/3種に独学でW合格したよ|使用テキスト・勉強方法など

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11月1日に受験した「メンタルヘルスマネジメント検定」の2種・3種に合格しましたー!

本来であれば3月に受けるはずだったこちらの検定。

コロナで中止となりしばらくはモチベダウンだったのですが、せっかく勉強したのだし。。ということでのリベンジマッチです。

法規関連や行政的な社外資源など自信のない部分も多かったものの、ボーダーライン(70点以上/100点)からある程度余裕をもって合格できていたようです。。よかった。

せっかくなので合格体験記を。いつものごとく、そういう名の個人の記録ブログなので、そのあたりは悪しからず!

メンタルヘルスマネジメント検定とは?

さて、そもそもメンタルヘルスマネジメント検定とは。

簡単にいうと、「働く人のメンタルヘルス不調とその環境を理解し、心の健康を増進するための資格」という感じでしょうか。

産業保健まわりの法規関連や、メンタルヘルス不調の種類、人とストレスの関係やその対処方などが、主な試験内容です。

コースは3種類あり、目的はそれぞれ下記のように分かれています。

  • 1種/マスターコース(人事労務管理スタッフ向け):社内全体のメンタルヘルス対策
  • 2種/ラインケアコース(管理監督者向け):部門内や上司としてのメンタルヘルス対策
  • 3種/セルフケアコース(一般社員向け):労働者自らのメンタルヘルス対策

合格率は3種が75~82%・2種が49~76%(振れ幅でかい)と、そこそこ可能性ありですが、1種になると11~18%とガクッと落ちることから、それなりに難易度の高い試験になると言えそうです。

また主催が大阪商工会議所であるため、公的資格となるのもポイント。"公的資格=国家資格に準ずる資格"となるそうなので、ある程度一定の知識があることの保証にはなるのではないでしょうか。

公的資格になるの、今調べてて知った。。頑張ってヨカッタ。。

メンタルヘルスマネジメント検定を受験した理由

そしてこちらが、今回の大いなる本題。

この資格を受験しようと思った理由は、ズバリ、私自身が昨年メンタルヘルス不調を経験して得も言われぬどん底期間を味わったから、です。

ブログにも度々出てくる営業職を辞め、転職先の職場にいたサイコパス野郎にやられてうつ寸前までいき、退職してしまった、、

という経験は以前に少し触れさせていただいた通り(詳しくはこちら▼▼▼)

www.satsukilog.com

あんだけしんどかったんやから、そんで終わらせへんぞ?!なんかやったった!ってもん作ったるからな?!これで済むと思うなよ、おぉ?!という、意地のみが理由。

つまりは、辛かった経験をそのままで終わらせたくなかったんですよね。。得たものを1つでも作らないとやられっぱなしで嫌だった、というか。

あとは、当時の自分の状況を冷静に振り返りたかったというのもあるし、会社が持つべきメンタルヘルスとのあり方みたいなものもきちんと知っておきたかった。

ちなみに、3種だけでなく2種を受けたもの、半分プライド。その前の営業時代に、いっちょ前に下の子を見る立場をやらせていただいていたのでその名残と、今後キャリアアップできたときに知識が役に立つといいな、という希望を込めて、です。

ただまぁ完全なる"オトシマエ受験"で、辞めた会社への怨念が大いなる糧となってくれましたよ、という部分が一番デカいです。

使ったテキスト&問題集

勉強にあたって公式テキストの使用はマストといわれていますが、私は使ってません。

理由は、要点のまとめや図も少なく、総じて単調な文章ばかりで勉強が進むイメージが湧かなかったからです。

なんや、あの全くおもんない字の塊は。。

フルカラーとは言わん。せめて、赤字や太字のテンションはつけてくれ。

公式テキストのそういったところが不安だったので、私はナツメ社のテキストを使用しました。

 

下記、こちらのよかったポイントです。

◆要点や確認問題などが各項ごとにまとめられてある

◆適度に挿絵やグラフ・表があってわかりやすい

◆2種・3種の内容が1冊でカバーできる

知識をゼロから入れる私にとって、要点がまとまってるのも、挿絵などで見やすくされているのもありがたい。

値段においても、公式テキストの場合だと2種3種の両方を買って5000円するところ、これだと半額以下で済みました^^;

深い内容に関しては公式テキストの方が確実のように感じましたが、このテキストでも十分に理解することが可能です。

問題集だけは、セオリー通り公式のものを用意しました。

 

テキストはどうであれ、問題集に関しては公式のもので繰り返し傾向をつかんだ方がいいような気がします。

勉強方法と費やした勉強時間

勉強方法はいたって簡単です。

①テキストを読み、各項のポイントをノートに書き写す(同時に理解する)

②各項ごとの最後にある確認問題で最低限の知識を定着させる

③ ①~②を1冊丸々繰り返す ←ここまでの段階で2種・3種ともカバー済

④公式問題集を解く(2種・3種両方)

⑤過去問題集の答え合わせをし、間違った部分は再度テキストを読んで理解する

⑥ ④~⑤を繰り返す

先述の通り、ナツメ社のテキストには要所要所にポイントがまとめられてあります。

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最低限ここが大事なんだな、というポイントを頭に入れ、章末の確認問題を解く。これを繰り返すことで、ある程度のベースができました。

あとは、過去問を何度も解くことで、知識は自然と身についてきます。

 

勉強に費やした時間ですが、スミマセン、きちんと測っておらず><

期間が、対3月・対11月で別れてしまったので肌感なのですが、、

・3月受験に向けて:上記①~⑥実施。勉強期間1か月半(1日平均勉強時間は恐らく2時間ほど...)

・11月受験に向けて:上記④~⑤を2周実施。勉強期間は1か月ほど(うち何もしてない日含む)

幸い、3月受験に向けての時点で過去問である程度の点数は叩けていたので、11月には軽い復習程度で済みました。

どちらにしても毎日勉強漬けというわけではなく、自分のペースで休み休みやっていました。

 

まとめ&感想

受験をし終えた感想は、やっと終わった...という達成感です。

怨念にまみれて勉強していたので、なんか解放された感が強かったですね。。

そんなメンタルヘルスマネジメントですが、結果としてやはり知らない知識が身についておもしろかったです。

当時の自分の状況を客観的に振り返ることができて、おそらくサイコパス野郎だけが原因じゃなかったことも分かったし、働く上での人との在り方みたいなものも再確認することができた。

でもね、結局のところ、いくらこの資格保有者が増えたところでサイコパスな人間や意地悪な人間がいなくならない限りは、メンタルヘルス不調自体はなくならないと思うの。

厚生労働省の調査によると、働く上でストレスを感じている人の割合は全体の60%。その中の理由のうち、仕事内容や仕事量を抑え込んで「職場の人間関係」が80%での1位。

もちろん遊びに来る場所じゃないし、色んなタイプの人が集まっているから、多少合わない人が出てきてしまうのは仕方がない。

でもそんな中である程度は、人としての節度・お互い気持ちよく仕事ができるような言い方や配慮、みたいなものは皆が心がけるべきなんじゃないのかなー、と思うのです。

 

とここまで長々書きましたが、合格できてよかったです。

意地のみが受験理由だったので、これから役に立つことがあればいいな。