サツキログ

DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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サンフランシスコの思い出@卒業旅行【前編】経緯/ケーブルカー/ゴールデンゲートブリッジetc...

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本来であれば卒業旅行の季節ですね。

12年前の私は、大学4回生でした。もう12年前...( ゚Д゚)

ありがたいことに疫病とは無縁の世の中だった当時、私は1人で卒業旅行に出かけました。

かなり前なので公に出すのも今更感が半端ありませんが、こうでもしないとどんどん思い出が劣化しそうなので、記憶のアップデートのためにも書き記しておこうと思います。せっかくのブログですしね。

記憶もあいまいだし、何日目に何をしたかとか、明確なログもない。当時は「お洒落に写真を撮る」なんて文化が流行る前だったので、写真も特に面白いというわけではない。

そんなこんなの、完全にまるっと振り返りですが、どうかお付き合いくださいな。

写真は年代物感をごまかすため、コンデジのデータを多少加工しております。

はじめに:私がサンフランシスコに行ったワケ

卒業すんの嫌や。。

と毎日のように思っては、一刻一刻となくなっていくモラトリアム期間を過ごしていた4回生の1月。

当時から各国のカルチャーに興味のあった私にとって、卒業旅行は絶対に経験しておきたい重要イベントで、何が何でも行く。と心に決めていました。

同じく卒業旅行を計画していた女子たちは、ハワイやグアムといったリゾート地でバカンスだったりとか、ニューヨークでSATCのキャリーのお家を見てきたりだとか、はたまた男たちはカッパドキアで悠久の大地を拝んできたり、イタリアで美食三昧だとか。

今でこそ、SATCのロケ地巡りも、カッパドキアなんかも最高だな、と思う...のですが、私が選んだ旅行先は、アメリカ西海岸の一都市、サンフランシスコでした。

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小学生の頃から(今もだが)私は、NHKで放送されていた某海外ドラマが大好きで、その舞台がサンフランシスコ。多分、わかる人にはわかるはず。笑

自由に動ける学生のうちに、絶対に、絶対に行ったるで⁈

とそれはもう執念のように思っていたこともあり、自分の中で半ば当たり前のようにこの場所を選んだのです。

当時はまだ、「女子(しかも大学生)の一人旅」なんてまだまだ聞かなかった時代。実際は、あるにはあったけれどスマホ普及前の時代で、情報が少なかっただけだとは思いますが。

海外旅行=誰かと一緒に行くのが”普通”とはいえ、私のもの好きなチョイスに誰かを付き合わすのも申し訳ない。

ていうか、やっと行きたかったところに行ってまで誰かと一緒とか逆にしんどい。爆

と、実は気ぃ遣いー&根っからの一人大好きを発揮。なんで一人やのに多めに払わなあかんのやろ。。と追加料金に泪をのみながら、頑張って貯めたバイト代を大学生協の旅行代理店に入金して、サンフランシスコへと旅立ったのでした。

はっきりと覚えていませんが、4泊7日のフリープランです。

ノープラン・ノーWi-Fiの無謀な旅計画

当時は、ガラケー全盛期です。スマホを持つ人が出始めたのも、確か早くてこの1年後。

インターネットはありましたが、スマホ普及前の情報量は今とは比べ物にならないほど少なかったはず。もちろんWi-Fiもないから、現地では携帯電話も使えません。

主な情報源は、『地球の歩き方』的なガイドブックでした。

それに加えて、私は「サンフランシスコに行ける」ということだけでもう満足。主な旅の目的が「現地の空気を吸う」という心意気だったので、ロクに下調べもせず。(アホです)

その『地球の歩き方』ですら、初めて真剣に読んだのが行きの飛行機の中でした。

それなりにめぼしいところは決めておきました。とりあえず歩いてたら楽しいはず!とタカを括っていましたが、結局もう少しちゃんと調べておいたらよかったな、と今となっては思います。

ちなみに空港からホテルまで、旅行会社が手配してくれた現地の日本人ドライバーに送ってもらったのですが、私が1人ピンポイントでサンフランシスコに来たと知ると、「何しに来たの⁈」と驚かれ、少々心外。ほっといてくれ...!という気持ちでいっぱい。笑

 

とりあえずケーブルカーに乗れたら満足の旅

到着した初日は、快晴。

ホテルはソーマ地区にある、Cランクホテル。もはや泊まれたらランクはどうでもいい。

荷物を預けると、早速町に繰り出します。まず向かったのは、憧れのケーブルカーと、それを終点~終点まで乗ることで行ける、町北端のフィッシャーマンズワーフ。

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ケーブルカー越しに見るサンフランシスコの町はテレビで見るよりかなりの急こう配で、昔から「坂のある町」が好きな私はワクワクが止まりませんでした。

何曜日だったか忘れたけれど、フィッシャーマンズワーフはまさに、ホリデイ!フェスティバル!感。

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そこでお目当てだったくりぬきパンのクラムチャウダーを食べると、もう完全に旅行気分は仕上がり出す。。とはいえ、まだ降り立って数時間。

ケーブルカーは全部で3つの路線があり、とりあえず全制覇するべく来た方面に帰還。

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見たかった"世界一曲がりくねった坂道"の異名を持つロンバードストリート前で途中下車して写真を撮ったりしながら、初日から坂道を満喫していました。

逆に言うと、それで満足しきった感がありました。

半径2キロの街歩きと半泣きのゴールデンゲートブリッジ

そこからは、半径2キロ以内の小さな町歩きが始まります。

否、正確には、半径2キロも歩けていないかも。実際の所、ケーブルカー沿線の場所と、町中心部といった限られた場所しか行けていなかったと思う。

その時はそれで必死だし満足はしていましたが、今は「下調べが薄い!」と当時の自分をしばいてやりたいです。笑

サンフランシスコに来て何に驚いたかというと、美術館が多くこうした文化施設を市民がナチュラルに利用しているということ。しかも写真撮影自由。

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鑑賞していると、学校の授業と思しき小学生たちが模写をしていたりで。

隣の芝生状態というか、日本でそんな授業はあまり聞いたことが無かったので、なんか学校外の場所で感性を磨くという教育の違いをまざまざと感じたりしたのでした。校外学習とか、社会見学の類だったかもしれないけどね。

 

ケーブルカー同じく、憧れの生・ゴールデンゲートブリッジも見れたは見れたのですが、その日の気候がまぁ悲惨で。

フィッシャーマンズワーフからレンタサイクルで海岸の公園を横断、あわよくばしまなみ海道よろしく橋を渡って対岸まで行きたかったのですが、途中からまぁまぁな霧雨。。

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雨女の私。こんな時まで雨かよ。寒いし。と思いながらチャリをこぎ続け、橋の手前まで来て渡るのは断念しました。それが正解。

レンタサイクルは借りた場所と返す場所が異なっていて、海外一人旅初心者の私がどうやってそのミッションをクリアできたのか、はたまたなんでその英語を理解できたのか(確か地図を書いてくれたように思う)、我ながら甚だ疑問なのですが、なんやかんや無事に済ますことができたそうで今に至ります。

 

とまぁ、こんな感じでせっかくの海外なのにゆるーく楽しんでいた私です。

少し長くなったので、本日はここまで。