2023年11月、台南に2泊3日の弾丸一人旅をしてきました。
これまで2回のブログを通し2日目の途中までを記載。今回は最終回として、2日目夕方から最終日までの内容になります。
3日目の午前中には空港に向かわないといけなかったためかなりの駆け足でしたが、最終まで台南の雰囲気を満喫しようと動き回ってきました。
<行程>
1日目:出国/林百貨/蝸牛巷/神農街/信義街/武聖夜市
2日目:孔子廟/鴨母寮朝市/赤崁楼/友愛街/正興街/安平古堡/安平樹屋/花園夜市/全聯福利中心(スーパー)/府中街
3日目:水仙宮朝市/永樂市場/帰国
安平古堡
2日目の15時ごろ。それまで購入したお土産類を一旦ゲストハウスに置きに帰り、そのまま女将さんにタクシーを呼んでもらって安平古堡に向かう。
広場前のようなところで下ろしてもらい、老街の中を少しあるいてこちらに。
安平古堡とは昔オランダ統治時代に建てられたお城の跡で、台湾の貿易拠点となった場所らしいです。
残っている建物は日本統治時代に新たに建てられたものらしく、展望台になっており登ってみることに。
海が近い場所にあるので開けていて視界がキレイ。遠くに見える台南の中心部も高いビルもほどほどに、穏やかな景色がみられる素敵な場所でした。
(展望台からの写真は窓ガラスが汚れすぎていてあまり美しくないため割愛)
安平樹屋
安平古堡とセットで見るのがこちら。貿易倉庫の跡地らしく、廃墟マニアであれば絶対に気に入ると思う。
「樹屋」だけに木のツタがそこら中に絡んでいる独特の空間で、何ということはないものの廃退的な雰囲気が非日常を感じられる場所でした。
ちょうど訪れたのが夕方だったので、日の暮れかかる雰囲気相まってかなりの旅情が感じられた。多分、この旅一番の「遠くに来た感」だったかも。
その後、周りにある安平老街も散歩。異国の狭い雑踏にて、夕暮れ時の喧噪や匂いが旅気分を助長させて心地いい。
花園夜市
さてここからは自転車で花園夜市に移動。本来タクシーを使う距離の所、何を思ったか「自転車でも行けるかも...」と思い約30分無心でチャリをこぐ。
大きな道だったので、自転車専用の車道があったことが唯一の救いでした。。
あ、でも道中通った大きな湿地沿いの開けた道はとても気持ちよかったな。
ようやくついた花園夜市は台南で最大の夜市だとのこと。
大きいし色んな屋台があって楽しいけど、この辺りから夜市に対して「なんか違う」の違和感を抱き始める。多分原因は、夫がいないから。数年前に台北を旅行した時は夫(旅の価値観は"食")と一緒で、夜市であーだこーだ言いながら夫の食べたいものに半ば付き合わされた形だったのだけれど、そこまで「食」に固執しない私は一人でいる際は全くこだわりがないということに気付いた。
結局、一人では食べるものを上手く決められず、無難な豚丼を食す。。
楽しいといえば楽しい。でも違う。今度は絶対に夫も連れてこようと心に決める。
全聯福利中心
海外旅行先で手っ取り早く現地の生活感に溶け込める場所といったら現地のスーパー!
お土産の調達場所としても最適だし、必ず1つのイベントとして旅程に入れている。
今旅は花園夜市の目と鼻の先にあったこちらのスーパーで物色。外国のスーパーってなんでこんなに楽しいんでしょう。帰国しても現地の味を介して旅の思い出と一緒にいられるアイテムを集める宝箱のような場所です。
周りや家へのお土産を後先考えず購入したら、自転車のカゴにかろうじて積めるくらいのギリギリの量になってしまった。
ちなみに重かったので奮発して電動アシスト付きのレンタルチャリにしたら、途中でアシスト機能がフリーズして自力でこぐ羽目になってしまった。なんでや。
府中街
2日目の最後はこちらの路地に。ゲストハウスの真横です。目的はカフェ。
この旅を通して、食事といったらローカルな食堂や屋台でしか食べてなかったので、最後くらいはちょっとオシャレなものも経験しておこう。と思っていたら宿の近くに雰囲気のあるカフェあったため、夜の散歩と一緒に。
お店は「䖙」。漢字が難しいですが、これで「テン」と読むよう。
古民家をリノベした形で、中では靴を脱いで寛ぐスタイルになんとなく文豪的なサブカル臭を感じる。結構好み。
ティーラテを1杯いただき、台南の夜を噛みしめて帰路につきました。
今回の旅はカフェやレストランに入る機会があまりなかったものの、2回目の旅以降は個性の感じられるご飯処もたくさん探していきたい。
水仙宮朝市・永樂市場
いよいよ最終日である3日目。
11時半には台南駅から空港に向かうので、朝の数時間を利用して最後の観光です。
水仙宮朝市と永樂市場は隣同士にあるのでセットで組むと回りやすい。
しかしながら水仙宮朝市はこの日は休みのお店が多かったらしく、半数がシャッター状態。
かろうじて開いているお店をみながらざっくり歩き、その後に永樂市場で簡単な朝食だけいただいて帰路に。
滞在日数が短いと、曜日的にどうしても訪問が叶わない場所が出てきてしまう。
今度は活気ある水仙宮朝市をぜひ見てみたいな。。
台南弾丸旅行まとめ
その後、ゲストハウスに戻り急いで荷物を手に、台南駅までバスで向かいました。
今回の感想。
2泊3日、一瞬!!!!
1日目夕方について3日目の午前中には離れる。なんとも短かった今回の滞在。
ただ、何度も書くようだけどコンパクトなのでとにかく移動はしやすかったです。そして、ノスタルジックで所々に異国情緒が感じられるのですぐに旅気分を味わえる。
初回の旅行記でも書いたように全体の空気感がスローで穏やかで、すごく好きな街になりました。きっと都会すぎる台北より、私には台南の方が合ってる。
今回ですでに一通りの観光スポットと言われる場所は制覇したと思うので、次は”観光”より”滞在”目的で、その場で暮らすように生活に溶け込みながら、ゆっくり旅したいなと思います。
また絶対行くぞ!!!!