2023年11月、台南に2泊3日の弾丸一人旅をしてきました。
先日までのブログでざっと行程のログは終えましたが、もう少しまとめたい内容があるのでお付き合いくださいませ。
今回は「ご飯」と「宿泊先」について。
両方とも旅には欠かせない要素ですが、特に台湾はご飯が美味しい!
ほかにも、今旅宿泊したゲストハウスが最高だったのでぜひブログに残しておきたいと思います!
食べたもの:屋台や食堂にて
旅先での食事というと、いかに"ローカル"で"お手軽"かを重視している私。
個人の価値観にもよると思いますが贅沢な食事や高級レストランは全く求めてないタイプなので、今回の旅も地元の食堂っぽいところでサクッと済ませました。
■杏仁豆腐かき氷(70元/約330円)
到着後、宿に荷物を預けてすぐに近くに食べに行ったもの。移動で疲れて、とにかくスッキリするものを食べたかった。スイーツと言えどかなりあっさりして食べやすいが、如何せん量が多く最後は作業。とはいえ杏仁豆腐大好きなので美味しかった。
■鶏排(75元/約360円)
武聖夜市にて。前の台湾以来、再訪したら絶対に食べようと決めていた。顔の大きさくらいあるから揚げを食べやすい大きさに切ってくれたもの。ボリュームもかなりあってこれだけでお腹の半分は満たされる◎これを食べたら台湾来た!って感じがする!
■エビチャーハン(70元/約330円)
同じく武聖夜市にて。台南はエビご飯が有名らしく、食べてみたいリストに入れていたもの。それらしい文字を見かけたので注文してみたもののなんか違う。。食べた感じ、日本と同じような家庭的なエビチャーハンでした。これは私の下調べ不足だった。。
■杏仁茶(40元/約190円)
台湾の飲み物で一番好きな杏仁茶!!!その名の通り飲む杏仁豆腐という感じで安定の美味しさでした!!心なしか3年前より相場が高くなっているのは気のせいか。
■米粉麺(40元/約190円)
鴨母寮朝市の食堂にて。私の旅は朝ご飯も安定の地元飯です。スープの出汁の旨味に煮込んだ肉の甘味、パクチーのアクセントが合わさっていい感じ。基本的に朝はあまり食欲がわかないのですがそんな中でもお腹にしみる優しい味でした。
■餃子ラーメン(80元/約380円)
正興街にて。街角の食堂のようなところでいただく。漢字につき正式なメニューはわからなかったものの、餃子スープにラーメンが入っている絶対においしいやつ。ボリュームもあり満足感◎餃子や麺にも種類があるらしく、他にもいろいろ試してみたかった。
■豚丼(100元/約480円)
花園夜市にて。おいしそうなものはたくさんあるものの、食べたいものが結局わからず無難にこちら。よく見たら日本食メニューで頼んだ後軽く後悔。味は普通に美味しかったけど、もっと台湾ならではのものを探せばよかった。。
■ティーラテ(150元/約710円)
府中街のカフェにて。上記の通り食堂や屋台ばかりだったので、最後くらいは...と思いお洒落なカフェを訪問。結構ボリュームもあって飲みごたえ抜群。お茶のいい香りに甘さ控えめで上品な味でした。ちなみに上記のどのご飯よりもお値段は高かった。笑
■魚肉団子スープ
永樂市場にて。最終日の朝食。こちらもあっさりしたお味で朝の胃に沁みる...が、少し量が少なかったので追加で何か頼めばよかった。実は煮卵を床に落としてしまったところ、「洗って食べろ」と店のおばちゃんからまさかの指示が。今のところ腹は無事です。
泊まったゲストハウス:COAJI BOOK INN
今旅宿泊したのは、台南の中西区にある「COAJI BOOK INN」というゲストハウス。
とにかくこちらが本当ーーーーーーによかったのでぜひログ&紹介したい!!!
元々は古本屋だった物件を改装された施設。ホテルではなくあくまでホステルで、基本的には1人分のベッドのみ提供されるドミトリーの宿泊形態です。
カプセルホテルに近い形なので抵抗ある人もいるかとは思いますが、私はここが大変気に入りました。
ポイントは以下。
①ホテル×本屋が融合された雰囲気が好き
②共用スペースが清潔
③ホスピタリティが充実している
一つ目、「ホテル×本屋が融合された雰囲気が好き」について。
先述の通り元々は古本屋だった施設を改装されたため、施設全体が図書館のような雰囲気でそれだけで非日常的。もちろん本は大体が中国語なので何を書いているかはわからないものの、こういったサブカル臭漂う空間で寝泊まりできたことが特別感を感じられてとても旅情にひたれた。
宿泊スペースだけでなく施設全体のいたるところにアートやセンスが感じられ、まさに個人的な好みとドンピシャな空間でした。
二つ目、「共用スペースが清潔」について。
バス、トイレが共用なものの、とても明るく清潔で使いやすい。バスに関してはシャワールームなのだけれど、十分な脱衣スペースとシャワースペースに分かれていて使い勝手がよかった。もちろん、男女別でセキュリティ面でも安心。
日本人は衛生面でハードルを高く設けている人が多いかもしれないけど、「海外」ということを忘れてしまいそうなくらい快適な空間でした。
三つ目、「ホスピタリティが充実している」について。
とにかくサービスが行き届いている印象。スタッフの方が親切なことはもちろん、ミニマルに過ごすには十分なアメニティが揃っている。
何より私が気に入ったのは、最上階にある共用スペース。
キッチンの他にコーヒーマシンと軽食(クラッカー等)があって、宿泊者であれば無料で自由にいただける。何かと気を張る海外での旅で、プライバシーと安全が確保された「宿」という空間でこれらを味わえるのが何とも言えないリラックス感を提供してくれた。
台南のすがすがしい朝に屋上のテラスにて、ホットチョコレートとクラッカーがお腹に沁みて、なんだかんだこの旅で一番おいしかった食事かもしれない。
私自身、国内のカプセルホテルは経験あるものの海外のドミトリーは初めて。
最初は少し不安があったものの、思い切って予約してみて本当に大正解でした。
後で分かったのだけれど、オーナーさんが日本のブックホテル「BOOK AND BED TOKYO」を参考に経営されたらしく、日本人が安心感を覚えるのも納得。もともとこちらの系列の心斎橋店に泊まりたいなぁ...と個人的にも思っていたので、まさかこんな形でそのエッセンスを取り入れられた宿とご縁があるとは我ながらナイスチョイスだったと思います。
ご飯・宿泊先のまとめ
私の旅はいつもご飯も宿泊先もそこまで贅沢はしないもの。
特にご飯は今回の旅でも質素なのがよく出ていますね。もちろん全て美味しかったですが、「もう少し冒険してもいいかな...」という思いは今後の反省として生かそう。
次回は食にどん欲な夫も連れていき、もう少し台南グルメを味わいたいと思います。
そして、今回大当たりだったCOAJI BOOK INN。
好みのテイストに必要最低限かつ安心して使える設備がきちんと設けられていて過ごしやすかったです。
台南はまた再訪したいと思える大好きな土地になったので、次回訪れる機会があれば絶対にまたリピートしたい!
いずれにせよ、食・宿ともに納得できるいい旅ができました!!
※ちなみに2020年に夫と台湾に行った際の食べ物記録はこちら。今回との高低差を見たい方はぜひ。。