2024年2月、夫と二人、タイはバンコクへの旅行が叶いました!
ずーっと前に個人的にノートに書いていた「死ぬまでにしたいことリスト」の4番目にあった「バンコクに行く」がついに実現。正直書いたことも忘れてましたが、潜在意識には刻み込まれるものですね。
元々は昨年の11月に行きたいと考えていたのが、夫の職場で人員が足りず休んでられなくなり、泣く泣く中止。その後も忙しい状況は続いていたものの、「これじゃいつまでたっても休めん」と無理くり休みをとってくれ、決行されました。
ちなみに一度中止になった時、完全に高まった私の海外熱が昇華されず弾丸で決行された台南一人旅はこちら。興味のある方はぜひ▼▼▼
旅行から5か月経とうとしている中、思い出に浸る意味でもブログに残します。
やっぱりブログって旅の追体験ができるからいいなぁ。。
みなさま、よろしければ一緒にお付き合いください!
はじめに:旅のスケジュールについて
今回は3泊5日。行程は以下です。
1日目:出国/カオサン通り
2日目:クローンラットマヨム水上マーケット/チャトチャックウィークエンドマーケット/タラートノイ/チャイナタウン
3日目:アユタヤ遺跡群/パッポン通り/ビッグC
4日目:ワットポー/ワットプラケオ/王朝市場/ワットパクナム/ワットアルン/カオサン通り
5日目:深夜便にて帰国
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旅のテーマは「寺院&遺跡めぐり」(夫は「食」)。そうなるとどうしても王道のスポットが多くなるため、結果、ザ・観光旅行になりました。
見ての通りかなり詰め込み、しんどい時もありましたが、行きたいところは全て行けた満足できる経験になったと思います!
1日目
出国&タイ入国
9:55関空発の便に向けて、明け方に自宅を出発。実は自宅からりんくうまで車で1時間という割と便利な立地。
今回の便はエアアジア。久々の第一ターミナルからの出国!
直近2回の台湾はPeachにお世話になったのでLCC専用の第二ターミナル発でした。ただ、外がほぼ見えない作りなので全っ然出発前のテンションが上がらず(関空さんごめんなさい)。
やっぱり出国審査諸々終えた後のガラス越しに見える飛行機は、旅気分を更に演出してくれる。
余談だが、出発前に朝食をとったカフェでオレンジジュースが700円近くしてびっくり。こんな高いもんなの?!完全に外国人価格。
スワンナプーム国際空港到着&ホステル移動
バンコクまでは約6時間半の旅。
うたたねしたり、ガイドブックで予習したりしてるうちに、じりじりと到着。
空港で両替などをすませ、いよいよ行動開始。ちなみに今回は現地用SIMをAmazonで事前購入しており、機内で交換するだけですぐにネット接続されました。便利!
空港ではなんだかんだ身軽に動きたいため、写真をほとんどとっておらず後悔。空港内は、広くて所々にタイっぽいモチーフが置かれていたようなことを覚えてる。匂いは忘れた。
電車を乗り継ぎ、ホステルまで荷物を預けに。
この時初めて外に出たのだけれど、むわっとした空気に改めてタイの気候というものを肌で感じる。
今回お世話になるホステルは、旧市街近くにあるチャイワット・ホステルというところ。
こんな感じの路地の突き当りにあった。奥はチャオプラヤ川。対岸にワットアルン。
一日中動き回る旅=ほとんど宿にいない、だったのでホテルのスペックはあまり重視しておらず、値段もかなり安価に抑えました。2人3泊12000円。安すぎる!
決め手は、川を挟んで真正面にワットアルンが見えるという立地!
最低限の設備の宿ではありましたが、駅チカだし、ワットポーもすぐそこだし、場所は文句ナシでした。この話はまたおいおい。
チャオプラヤ川クルージング
宿に荷物を預けたら、行動開始。
まずはタイ屈指のスポット、バックパッカーの聖地と言われるカオサン通りへ。宿からだと歩けないこともないですがやや遠いので、船で行く事に。
宿から船着き場は近く、しかも道中の景色がコレ!
ワットアルンは個人的に三大寺院の中で一番惹かれるお寺だったので、路地の間からノスタルジックにその姿を拝めて嬉しい...;;
船はそのままカオサン近くの船着き場行きの便に乗りたかったのだけど、なぜか間違えて対岸のワットアルン行きに乗ってしまう。とはいえ20円くらいだからお安いもの。
という訳で初日から簡単に、一番行きたかったところに行けてしまった。本番の観光は最終日のお楽しみ。
到着早々に感じられるタイの船上の風が気持ちいい。。
カオサン通り
■カオサン散策
さて、タイ屈指のスポット、カオサン通りとはどのようなものか。
バックパッカーの聖地と言われてるから、雑多で、いい意味で埃臭いストリートだと思ってたら意外と観光地化されていてびっくり。
1本裏手のランブットリ通りも落ち着いていて歩きやすかった。柔らかいランプの洪水が素敵。
もちろん地元の屋台などは出てるけど、観光客向けのレストランやお土産屋なども多く、ちょっと想像していた感じと違ったかも?
ただ、この人種もジャンルも何でもありな感じはいかにも異国に来た!という感じがして楽しかった。
お姉さんのロールアイスはなんとトッピング無料。お言葉に甘えてマンゴートッピングを。
お腹が空いていたので、通りの角にあったローカル屋台でご飯(写真左下)。地元っぽい人がたくさんいたから間違いないであろうお店。タイだけどちょっと台湾ぽくもあっておいしい!
■タイ古式マッサージ
さて、初日にカオサンで絶対にやりたいと思っていたこと。
それはタイ式マッサージfor夫。
ここ最近働きづめだったので旅先ではスッキリ楽しんでほしいと思い、日本の憑き物を落とすべく初日にスケジューリング。
今回行ったのは、Thailantaというお店。
カオサンのマッサージ屋さんって屋外でやってもらうところも多い中(写真参照)、「落ち着かなさそう...あと蚊に刺されそう」と思い、室内でゆったり受けられそうなこちらに。
カオサンにはこんな感じで野外のマッサージ店が多い。絶対に蚊に刺される。そして暑い。
お店に入った瞬間、強----烈なメントール系の匂いが充満していて脳が刺激される。でもなぜかめっちゃ気分が落ち着く。
こちらで1時間のタイ古式マッサージを堪能。お値段も1人約1200円と破格!※対日本比
タイのマッサージってどちらかっていうと整体に近い印象。色んな方向に刺激されてバキバキ痛かったけど、夫は気持ちよかったらしい。まぁそれが目的なのでよかった。
お土産にお水とカワイイ像柄のコインケースをくれた心遣いも嬉しい。
利用させていただいたThailanta。多分韓国資本?マッサージ後の脱力感でもはやカメラを持つ手がブレブレ。
(Thailanta:Google マップ)
■ローカル食堂で晩御飯
晩ご飯はカオサン界隈にあるローカルレストランで。
タイ通の友人(以後友人K)から事前に聞いていた、この界隈で美味しいパッタイとプーパッポンカリーのお店がお目当て。その更なる情報源も日本人宿のオーナーというのだから間違いない。
まずはパッタイのお店に。カオサン界隈とはいえ、少し離れたエリアなので観光客も少ない!めっちゃローカル感◎
ローカルなパッタイは初めてで比較対象がないためわからないけど、甘辛い味付けともちっと食感が美味でした。というか、結構普通の住宅街の路地で食るという、雰囲気満載のロケーションがよかった!
事前にカオサンでちょこちょこ屋台飯をつまんでそこそこお腹が膨れていたので、プーパッポンカリーは最終日に持ち越すことに。
(Aunt Lek restaurant Samsen 4:Google マップ)
■夜の旧市街を散歩
その後、再度カオサンに戻ってスイーツ屋台などを冷やかした後、ホステルまでの帰路に。
せっかくタイに来たのだから、と通りに大量にたむろしているトゥクトゥクを利用しようとしたところ、想定外のことが。
事前のネットリサーチで「相場は40バーツ前後」と書かれていたためこれを基準に値段交渉したところ、200バーツ(約800円)だとびっくりするくらい吹っ掛けてくるでやんの。おい、ガイドブックにも「市内の移動で100バーツ以上はまずない」って書いてたぞ。
譲歩して80バーツで交渉したら向こうからお断り。
多分欧米系の観光客が多いから、200バーツなんてはした金はためらいもなく払えるんだろうな。円安つれぇ。。
別に200バーツ払うのが嫌じゃないのよ。適切な値段がありつつ過剰に払わねばならない公平性を欠いた取引が嫌なのよ。
とはいえホステルまでは徒歩30分と歩けない距離ではなかったので、腹ごなしに夜の旧市街を散歩を。
散歩途中の通り。中華系が多いのか、提灯や爆竹を売られているお店もチラホラ◎
さて、宿での晩酌を楽しみにしていた夫。最寄りのセブンイレブンでお酒を買おうとしたところ、この日は「万仏祭」。酒類はタイ全土で販売禁止だった模様。夫、大ショック。
とはいえ年に5回しかないタイの禁酒日に訪れたことも、もはや記念となる思い出。
1日目まとめ
初日は半分移動だったので、町歩きは夕方以降からとなりました。
とはいえしょっぱなからワットアルンとチャオプラヤ川という壮大な景色が出迎えてくれ、いざバンコクで動き出した最初に見たものとして大満足。
この、川と暁の寺の景色に惹かれてここまできたと言っても過言ではなかったから。
始めていったカオサンも、観光地化されているとはいえ色んな人ウェルカムな空気感。よくも悪くも何でもありな感じがバックパッカーの聖地の名残なのか、と勝手に想像。
ただ、一番印象に残っているものは?と聞かれたら、マッサージ屋さんの匂いかもしれない。
とにかく暑いバンコクで、あのオアシスのような涼しさと一気に目が覚めるような清涼感のある匂いは、最高のリフレッシュでした。
あー、また嗅ぎたい。。
続く。