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DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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きまぐれな読書のススメvol.8|2021年10月~12月に買った本

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長らく筆が進まないでいたこちらのシリーズ。

2021年の第4四半期の記録とはいえ、もう年も明けて2月でっせ。。

さすがにこれ以上期間が空きすぎてもよくわからないことになるので、いつものように読書記録を書きます。

ちょうどこの時期は11月末に行われる食生活アドバイザー2級の勉強の優先順位の方が高かったので、全体的に買った本は少なめ。

バランスとしては小説:実用書=1:1でした~◎

伊藤君AtoE/柚木麻子

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伊藤君というどうしようもなく自分勝手(そしてサイコパス)な男性と、彼を取り巻く5人の女性A~Eが互いに関わりあっていく連作短編集。

夏に柚木さんの『BUTTER』を読んで、この方の作品をもっと知りたいと思って購入。

女性特有の”なんか嫌な部分”の表現が絶妙に上手く、イライラしつつも「こういう感じの人、いそう...」と納得してしまう描写ばかりでどんどん引き込まれてしまった。

A~Eで話がそれぞれ完結されており、1つがそこまで長すぎないのも読みやすいポイントでした。こういう点が微妙に絡み合って線になる作品が好きです。(有川浩さんの『阪急電車』とか)

伊藤君はもちろん女性側もそれなりに難ありな人間ばかりなのだけれど、個人的にはAの女性は何も悪くないような。なんでこんな素敵な人が伊藤なんかにいくかな。という感じ。

あとはBの女性の友人が発する「理想の自分になりたいからあえて分不相応のアイテムで己を奮起させる」という戦闘姿勢がなんだかかっこよかったです。

たゆたえども沈まず/原田マハ

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世界的画家であるゴッホの弟・テオと日本人美術商との交流を通し、ゴッホの生涯とはどのようなものだったのかを描くフィクション小説。

私、ゴッホ、大好きなんだよ。作品はもちろん、亡くなった後に評価される生き方をしたという存在そのものが。(もちろん結果論であってご本人の本懐はどうだったかわかりませんが)

そのくせごめんなさい。まだ完読できてません。。

今まで割と読みやすい実用書しか読んでこなかったから活字の海に溺れるわ、ゴッホ出てこんわで、1/4ぐらいの時点で離脱してしまいました。。

「ゴッホ好き」とかどの口がゆうとるんか。という感じですよね。

ただ、パラパラめくっているともう少しでご本人がご登場されそうな雰囲気。

昨年から今年にかけてゴッホ展が開催されており、最寄(とはいえ遠いが)である名古屋展には必ず行こうと決めていたためそれまでには絶対に読み終えておきたい。

ていうか読みます。

ビジネスパーソンの新・兼業農家論/井本喜久

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ライフスタイルのどこかしらに「農」を組み入れる暮らしを提案し、そのメリットや叶え方を指南してくれている実用書。

これ、めっちゃよかった!!!!

今年のやりたいこと50でも書いたように、本格的に農業を覚えたいと思っています。

とはいえ専業や就農とまではまだ考えられず、今の暮らしを維持しながらどうやったら農ライフを叶えられるだろう。。と思っている私たちの背中を押してくれるような本。

パラレルワークでの農業が可能な事や、それらを"複業"にまで発展させる際の考え方など、無理だと思っていたことが出来るかもというワクワクするような言葉がいっぱい。

これからことあるごとに読み返したくなるような個人的バイブルです。

都市部⇔田舎を行き来しながら暮らしや食卓をデザインし、古典的な「農家」のイメージをいい意味で裏切るような、自分らのスタイルを出せる家族になりたい!

共働き夫婦最強の教科書/内藤眞弓

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タイトル通りなのですが、共働きにとって必要な知識や心構えなどが書かれているライフハック的な本。暮らしと今後の参考にしたく、購入しました。

テーマも、「お金」はもちろん「家事」「教育」「職場との兼ね合い」など幅広くカバーされてます。

特に子供が関わるトピックに関しては未知の世界なので、なるほど...と思う事ばかり。

でもなんだろう、上手く言えないけど、読んだ後あまりスッキリはしませんでした。。

なんというか結局、隠れた主語に「女性」というものを感じてしまい、しんどかった。

決してこの本が悪いという訳ではないです。スタンスはあくまで男女平等を謳われてます。

これは「仕事&育児=女性側の両立」がデフォルトになっている社会、というのが前提にあり、なおかつそこからの改善を提案する本なので、ある程度仕方ないとは思うのですが><

とにかく全体を通し、共働きでなく片方の収入のみで生きるという選択肢も、共働きで子供を持ちながら生きていくという選択肢も、結局両方無理ゲーに近い難易度なのかな。。という感想が最後に来てしまい、なんとなく重たい気持ちが残りました。

まぁ私の捉え方の問題でもあるとは思いますが。。また時間を空けて読んだら見え方が変わるのかな。

番外編

ほか、買った本として農業に関わる実用書や雑誌などを数冊。

最近は「ザ・農業」みたいな本だけでなく、BRUTUSとかその他カルチャー誌でもそういったライフスタイルを提案する企画があっておもしろい。

上げていくとキリがないのでこれらは割愛します。

総括

今回は少なかったけど、結局実用書としては暮らしや生き方に関わる本が多く、そういうのを無意識に考えてるんだろうな...という印象です。

引き続き、ヒントになりそうな作品があったらふらっと読んでみたいと思う。

そして、ゴッホの作品も読まねば。。

最近ちょっと読書離れしていますが、またおもしろい本を見つけていきたいと思います!

 

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