少し前の話になりますが、実はWEBライティング能力検定という資格を受験していました。
結果は、1級合格!
1級・2級・3級・不合格という4種類の判定の中から、採点に応じて結果が決まるという少し変わった資格試験。
残念ながら、「役に立つの?」「意味がない」など否定的な意見もありますが。。私の場合は、級のほかにも今までなんとなくで済ませていた知識が固まったという結果も得られ、有意義な経験になったと思います。
せっかくなので、受験に対する諸々を記録として残しておきます。
今までの資格試験の中でも割とかけた労力は少なく済んだので簡単な記録にはなりますが、受験を検討されている方はよければ参考にしてみて下さい。
WEBライティング能力検定受験のきっかけ
さて、先にきっかけ云々の話です。個人的な記録でしかないので勉強や受験内容が早く知りたい方は遠慮なくお読み飛ばしください。笑
私がWEBライティング能力検定の資格にチャレンジしようと思った理由は2つ。
一つ目は、あやふやだったライティング関連の知識の答え合わせをしたかったから。
過去~現在の職歴上、営業の傍ら販促やちょっとしたライティングなど、文章を扱う経験が多少はありました。しかし、すべて現場で覚えていった感じだったため、確実と言える知識源がありません。。
そのため、「文章をアウトプットする基礎をきちんと正そう」と思ったこと。
二つ目は、ライティングの文字単価を上げたかったため。笑
今年の頭からクラウドワークスに登録し始めました。しかし初心者はとにかく単価が低く、労力と報酬が割に合っていないこともしばしば。
「プロフィール欄に資格のことを書いたら、少しは自分が差別化できるかな...?」
そう思い、基礎知識の定着と自分自身のハクを理由に、受験を決めました。笑
その後、クライドワークスでの活動は停滞気味です...そろそろ何とかしな。
WEBライティング能力検定の内容と勉強時間
試験範囲は、大きくわけて6分野あります。
- 国語
- ウェブライティング
- コピーライティング・メールライティング
- SEO
- 倫理・法律・炎上対策
- ミニ論文
これらの合計を88点満点として、各得点に応じて認定級が決まってきます。
正直内容としては、極端に難易度が高いとは感じませんでした。メールライティングや倫理・炎上関連なんかは社会人としてのマナーと考えると一般常識的にも通ずる内容が多かった印象です。
特にブログを普段からやっていたら、ウェブライティングやSEOの分野に関しても割と抵抗なく理解できると思います。
勉強に充てた期間としては、2週間弱くらいです。
先述の通り比較的とっつきやすい内容だったので、それくらいの期間で済みました。
正直少し不安はあったのですが、それでも88点満点中82点まで取れたので、書くことに免疫のある方は結構高得点が狙えると思います!
WEBライティング能力検定の勉強方法
WEBライティング能力検定の場合、参考書が市販されていません。
受験を申し込んだ時点で、協会から下記の2つがデータで送られてきます。
- 参考テキスト(演習問題付き)
- 確認問題集(○×形式で170問分)
ちなみに参考テキストは、申込時に希望すると冊子で送ってもらえます◎※上記写真
印刷したらかなりの量になるから、最初から送ってもらうのがオススメ!
最初に確認問題集を解こう
私の場合、力試しとしてまず最初に○×形式の確認問題集を解きました。
ブログなどで免疫があったのか、初回で8割弱くらいの正答率。「もしかして、ガリ勉しなくていいかも...」とちょっとハードルが緩みました^^;
これによって抑えるべき内容・勉強期間の目安の計画を立てる基準ができるので、最初にこちらの問題集で自分の立ち位置を把握しておくことがオススメです◎
テキスト通読と練習問題の繰り返し
基本的な勉強方法は、テキストの通読と練習問題の繰り返し...といったシンプルな方法です。
①テキストにマーカーを引きながら一読する。
②分野ごとの最後に練習問題があるから、それを解く
③答え合わせ&間違っていたところをテキストで再確認
これの繰り返し。覚えにくい部分や重要ポイントがあれば、簡単に書いてまとめます。
ポイントは分野ごとに①~③を行うこと。
テキスト1冊分は出題範囲も広く記憶が上書きされていきやすいですが、分野ごとに行うことで1つ1つ確実に身につきます。
私の場合、これを2度ほど繰り返したら大体の知識が定着してきました。
出題範囲の「国語」は侮るなかれ!
6つの分野の中で、最も難易度が高く感じたのは意外にも「国語」の分野です。
国語なんか、新しく覚えるようなことでもないし一番簡単やん!って思いますよね。。
しかし、一度も聞いたことない四字熟語や故事成語、普段めったに使わない単語の読み方など、現代のオトナにとっては馴染のない内容ばかり。。笑
そのため、テキスト読む&問題解く...の繰り返しは、他分野より少し多めに行いました。
ミニ論文作成の際に気を付けたこと
さて、WEBライティング能力検定では、最後に200~300字の論文試験があります。
対する対策は...何もしていません^^;
普段のブログの経験上、300字だったら即興で何とかなるとタカを括ったからです。
正直出されるお題もわからないし、漢字の間違いは減点にならないとのこと。だったら別にぶっつけ本番でもいいじゃないか、精神です。笑
その代わり、「結論→理由→補足→結論強調」といった文章の構成はしっかり頭で固めて臨みました。
採点基準はこうしたロジックがしっかりしているかどうかだと踏んだので、この時ばかりは個性を無視。いかにわかりやすい構成になるか、ということを意識しました。
受験に個性は必要ねぇ。要るのは合格のテクニックだけだ。byドラゴン桜
WEBライティング能力検定を受験した感想
受験した感想は、「今までフワッとしていた知識が固められてよかった!」ということ。
取ったからといってすぐに活かせるかは別ですが、今までなんとなくでやっていたことが確信を持てるようになってよかったです。あと、ブログで気を付けてことが間違いではなかったんだな、という安心感も。
そして、、最後に元も子もないこと言うけど、
こういったマニュアルやSEOを意識したら全っ然面白みのない内容になってしまうのが私。。
ブログに関してはセオリーはほどほどに、自分らしさ重視で楽しく書いていきたいと思います。
という訳で、題材が題材だけにいつもより真面目に書いてみました。笑
どなたかの参考になると嬉しいです◎