かねてから興味のあった「食生活アドバイザー」の3級に合格しました!
受験時期は2020年11月。同月にメンタルヘルスマネジメント検定の受験もあり、その3週間後に受験するという、我ながら暴挙である。
ここ最近、資格関連の記事を連投しまくっていて、取ることが目的の「とりあえず資格」マンみたいになってしまわないか、ちょっとヤバいなぁとは思ってはいる。。
が、せっかくの合格ですし、とりあえずはレポートしたいと思います。
短期間集中の勉強になったので、詰込み型になっていないかは不安だけれど、内容はとてもおもしろいものでした!興味がある方の参考になれば嬉しいです。
ちなみに勉強期間は、先述の通り3週間でした!
食生活アドバイザーってどんな資格?
まずは簡単ですが、「食生活アドバイザー」とは何か?の説明から。
公式サイトの言葉を借りると、"食生活をトータルにとらえ、健康な生活を送るための提案ができる食生活全般のスペシャリスト"だとのことです。
ちなみにどんなことを学ぶのかはこちら▼▼▼
- 1章/栄養と健康:栄養素や消化の仕組み、生活習慣病
- 2章/食文化と食習慣:調理方法や郷土料理、日本の慣習
- 3章/栄養学:食品表示の見方やアレルギー製品について
- 4章/衛生管理:食中毒の種類やその予防方法
- 5章/食マーケット:流通の仕組みや小売業の形態
- 6章/社会生活:消費生活や食に対する社会の取り組み
ご覧のように、カバーしている内容はかなり広く・浅くです。
どなたかのブログでものすごくしっくりくる言葉があり、そちらをお借りすると、まさに「食に関する一般常識マスター」といったところでしょうか。
世間一般で"食"と言われてイメージしやすい「栄養」とか「食べ物」とかの概念よりはもう少し広く、"食"に関わる幅広い知識があることを証明する資格だと言えます。
最近だと仲里依紗ちゃんも取得したらしいよ!(ユー〇ャンより)
食生活アドバイザーを受験しようと思ったきっかけ
私が食生活アドバイザーの勉強をしようと思ったきっかけ。それはまさに、夫の健康診断結果です。
うちの旦那は煙草を吸いません。そのかわりなのか、仕事の休憩中には糖分たっぷりのコーヒー飲料(BO〇Sとか午後の〇茶とか)の摂取が習慣化されていたのです。。
そんな彼が今年の健康診断で、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が"B"判定をもらうという結果に。
HbA1cとは、血中のブドウ糖の濃度を表す指標です。ここが高いままだと恒常的に血糖値が高いということになり、それが糖尿病のリスクにつながるという。なんと恐ろしい...( ゚Д゚)
というわけで、仕事中に砂糖入り飲料は絶対に飲まんと誓ってもらいました
幸い、再検査や医師による指導などはなく「食生活に気を付けて様子をみてね」のコメント程度で済んだのですが、要は”糖尿病予備軍”の予備軍ともいえるこの数字。砂糖入り飲料は飲まんと誓ったとはいえ、やはりそれだけだと心配。。
そして、普段の食事はとなると、在宅勤務で家にいる分どうしても私が作ることが多くなりがちです。
だとしたら、私が普段の食事に気を遣わなあかんやん?なら一刻も早く知識をつけなあかんやん?ということで、急遽11月に開催された3級の試験のスピード受験を決めた、という事の顛末です。
公式でも最新でもない、使用したテキスト
こうして決めた受験ですが、実は過去にも興味をもったことがあったんです。
当時は土日も出勤の仕事で「(仕事とは全く関係のない)資格試験のためにシフト休みにしてください!」なんて死んでも言えなかったので、結局諦めましたが。。
この通り、テキストも購入していました。
第2版の文字が時代を物語っています...ちなみに今は第4版。
ケチの私は、この約5年前のテキストで勉強するというこれまた暴挙に出ました。
結果でいうと、この第2版のテキストでもとりあえずは合格することができたので、ご安心ください^^;ちなみにこちらの秀和システムのテキスト、使っていらした方は試験会場にもチラホラいらっしゃいました(もちろんきっと最新版だが)。
公式テキストとは異なりますが、覚えるべき内容がシンプルにまとまっていて使いやすかった印象です。過去問(後述します)を解いていて、法改正など少し異なる部分はありましたが、それは自分でネットで調べてカバーできました。
なので、なんとか合格できたとは言えど最新のものを買った方が確実だと思うので、よっぽどなことが無い限りマネはしないでくださいね。笑
協会の過去問題集は絶対!実践した勉強方法
さて肝心の、合格までの3週間の勉強方法はとってもシンプルでした。
①まずテキストを1冊ざっと読む(覚えなくてもOK!)
②わからなくてもいいから、過去問を一冊解く(そして撃沈)
③1章(栄養と健康)部分のテキストを読み込んで、重要なところにマーカー。
④マーカーだけだと不安な部分は、キーワードなどをノートにまとめる
⑤直後に過去問の1章だけを解いて、知識を定着させる
⑥2~6章まで、それぞれ③~⑤を繰り返す
⑦最後に過去問全体を繰り返し解く(これは直前対策)
以上!要は1分野づつ確実に抑えにいった感じです。
①の「テキストを読む」は、単純に「食生活アドバイザーの全体内容」や「どんな単語が出てくるのか」などを把握するための目通しです。覚えなくて全然OK!
その後、食生活アドバイザーはわかりやすく6つの分野に分かれているので、1分野ずつ読む→まとめる→解く、で定着を図りました。
自分で言うのもなんですが、これはとても効率が良かったように思います。
なんせ、②(1回目)では約5割でボロボロだった得点率が、⑤(2回目)では約9割、⑦(3回目)では10割近くまで持って行くことができましたから^^;
ちなみに、過去問は食生活アドバイザー検定を主催しているFLAネットワーク協会のものを購入するようにしました。
この過去問題集、書店には売っておらず協会に申し込んでしか購入できないんですよね。。
しかも窓口振込のみでの購入!ネット可にしてくれ!
ただ、問題数が多い&解説も詳しいためトレーニングには最適で、こちらを繰り返し解いて確認することで合格できたようにも感じます。
※ちなみに私は律儀にも協会から直接購入しましたが、普通にメルカリなどに売っています^^;
必要な勉強時間は?
私は、上記の方法による3週間の勉強で合格しました。
細かく見ていくと、
・1週目→①②:テキストの流し読み、過去問1回目
・2~3週目→③④⑤⑥過去問に基づくテキストの再度読み込み、必要なところはノートに記入
・直前の2日→⑦過去問の繰り返し
やはり知識を0→1にする作業が最もハードで、初回のテキストの読み込みと過去問には時間を1週間も要しました。
何を言っているのかわからないレベルからのスタートなので、時間がかかるんですよね。。
しかし2週目に入って、2度目のテキスト読み込みとなってからは早いです。
あらかじめ単語は少しは頭に入っているし、1度目の過去問で撃沈したばかりだから、インパクトがあって頭に入ってきやすいんですよね。
わざわざ単語の意味から理解する必要がないので、勉強効率も徐々に上がります。
先ほども記載しましたがこの時点で8~9割の得点率まで持って行けるので、あとは直前対策でサラッと過去問のおさらいくらいで大丈夫でした。
まとめ&感想
以上、私が食生活アドバイザーを受けるまで&合格にむけてやったことでした!
3週間というスピード勝負でしたが、思いのほか、どんどん頭に入ってきたような気がします。
というのも、「食」って絶対に毎日の生活で関わっていることだから、自分に置き換えてイメージや理解がしやすかったんですよね。
家族の健康管理が受験目的だったから、本当言うと「栄養素」とか「身体との関わり」についてを深く知りたく、そう思うとかなり幅広い勉強になってしまいましたが、、
それでも買い物をしたり料理をしたりするにおいて、知っておいて損はないことばかりでした。
総じて、勉強内容はめちゃめちゃ楽しかったです。スーパーでの心持ちが変わりました!
勉強してよかったな、と思うことも少しずつあるので、それはまた別の機会にまとめたいと思います。
ひとまず今日は、試験についての合格体験記諸々でした!
~追記:2021.1.30~
下記に、食生活アドバイザーの資格をとってよかったことをまとめました。
よろしければご覧ください^^
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