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DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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【FP3級】金融知識ゼロの私が独学&2か月で合格できた!FP協会orきんざい/使用テキスト/勉強方法など

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2021年1月にファイナンシャル・プランニング技能検定3級の資格試験を受験しました。

そして先日、無事合格通知が届きました...!!

勉強中はどうなるかと思ったけど。。頑張ってよかった;;

しかも、100点満点中95点となかなか上々な出来!

とはいえ今まで何度か自己研鑽と言いつつ色んな資格の勉強をしてきた中でも、このFP3級の内容が一番ハードでした。

金融に関わるお仕事をされている方であれば、さして難易度の高い内容でもないかもしれないのですが、職業柄そういった経験や知識もない私にとっては全てが難しかったです。

そんなポテンシャルでも、独学&2か月の勉強期間で合格ができました。

いつもより少しマジメな今日のブログは、FP3級の勉強記録を書きたいと思います!

FP3級とは?実際に勉強する内容

メジャーな資格ですし、皆さん漠然とイメージもあるかもしれませんが、、

FP3級を簡単に言うと、下記のようなお金と暮らしにまつわる幅広い金融知識が得られる資格です。

  1. ライフプランニングと資金計画:社会保険や年金
  2. リスクマネジメント:保険商品
  3. 金融資産運用:経済の仕組みや資産運用
  4. タックスプランニング:所得税や住民税について
  5. 不動産:不動産取引や建物にまつわる法律
  6. 相続・事業継承:相続や贈与

しかし、これって社会人にとって極力必要な知識であるに関わらず、受動的に見につく機会って関係職種の人でもない限りほとんどないですよね。え、私だけ...?

とにかく、そんな大概の人間にとって会社では教えてくれない、生きていく上での基礎知識・教養・体力みたいなものをがっつり身に着けるチャンス、それがFP3級です。

金融知識ゼロの私がFP3級の資格を取ろうと思った理由

私がFP3級の資格を取りたいと思った理由はこちら。

  • 純粋に金融に関わる知識がほしいと思ったから
  • 将来、お金に困らず生活をしたかったから

私はこれまで、販売や営業・制作といった仕事に従事してきました。それなりに頑張ってきたつもりではありましたが、どの業種・職種も金融の要素はゼロ。

そのため、所得税や金融商品はじめ、お金に関する話題に免疫がありません。

しかし、人生と切り離せない「お金」に関して最低限の知識はいれておかないとなぁ...と漠然と思っていました。

「お金」自体は大好きなんだけどなぁ。矛盾。

また、我が家はDINKsなので子供はいません。しかし、もし今後子供を持つという選択をした場合、間違いなくお金がかかります。

その時、子供のため然り、お金がないがために自分のやりたいことが制約される・我慢しなければならないことが増える...ということは、私はまっぴらごめんなのです。

とにかく、今後どんなライフイベントが起ころうとも、どん欲かつ納得した生き方を叶えられるよう、お金といいお付き合いをするための知識がほしい!と思ったことが、今回の受験につながりました。

 

きんざいor日本FP協会のどちらを選択する?

受験を決めた方が、申し込みの際にきっと迷われるであろう問題。。

FP3級の試験内容は「学科」と「実技」の2つで構成されていますが、「実技」を「きんざい」か「日本FP協会」のどちらの団体のものを受けるかを選択しなければなりません。

私は、日本FP協会のほうで受験しました。理由は、下記の2つ。

  • 出題方法がシンプルだったから
  • 出題範囲が広く浅い

まず、出題方法の点。FP協会の出題様式は、一問一答で答えやすいんです。

それに対し、きんざいは1つの大問につき小問が何問かセットになっています。そのため、「1つ間違うと芋づる式に後に響く可能性がある」ということを、先人の方のブログで見たんですよね。いやぁ、恐ろしい。。

そして、FP協会は出題範囲が広いというのも気に入りました。

FP協会の試験内容は、先ほどの6分野が全て対象となります。

しかし、きんざいは実技をさらに「個人資産」か「保険顧客」かを選ばなければならず、それによって出題分野が異なってきます。

私は今回の受験で「金融知識を広く習得する」ことが目標だったので、全範囲をカバーしている日本FP協会の方が目的にあっていると感じました。

使用したテキスト

テキストは、先人たちも使用されていたこちらのテキスト1択。笑

さすが売上No.1、下記のような部分が使ってて非常によろしく感じられました。

  • 図やイラストが多く使われていてわかりやすい
  • 余白が大きくとられていて読みやすい
  • フルカラーで読むのがしんどくならない

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特に私は本当に金融知識ゼロからの挑戦だったので、基礎知識を頭に入れる以前の語句や覚え方の説明があることが、とても大きかったです;;

ゼロベースから勉強を始める方には、とてもオススメ!

表紙のデザインはもっとシュッとしたのが好きなんだけど、こればかりはワガママ言ってられない!笑

実際にやった勉強方法

勉強方法は、いたってシンプル。テキストに加え、過去問!とにかく過去問!です。

①まずテキストを1章分を読む

②その章の過去問を解く

③間違った所を確認後、もう一度過去問を解く

④ ①~③を6章分繰り返す

⑤過去問を通して1周する

◆①~④について

先述のように内容は6章に分かれているので、1章ずつ固めて理解していく作戦です。

③では、書いた方が覚えやすい部分や用語は、ノートに整理しました。

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1度で知識をある程度定着させるために、整理したらすぐにまた過去問を解くことがポイントです。

 

◆⑤について

①~③の行程が全章で済んだら、あとは全範囲まんべんなく抑えにかかるだけ。

③の時点でカバーしたと思っていても、苦手な語句などは忘れているので注意が必要です。

理解しきれていない部分はテキストを再度なぞりながら、これを繰り返すだけです。

 

もちろん、テキストを全部読んで過去問を一気に解くという方法もあるかとは思いますが、私はあえて1章ずつ定着させる方法をとりました。

出題範囲が膨大なため、一気にトータルで頭に入るかと言われたら謎だからです。

知識ゼロの私は、6章目を読んでいるころには1章、2章の内容が完全に頭にない自信があります。

「ウサギとカメ」のカメのようですが、私にはこの方法の方が合っていました。笑

 

独学の勉強にかかった時間

上記の方法で、私は2か月で合格できました。

内訳は、

  • 1章ずつテキスト読む→過去問、の工程を約1か月半。(1章につき1週間のイメージです)
  • 過去問をトータルで1周を繰り返す→適宜復習の工程を2週間。

直前の数日は、とにかく過去問を解きまくっていました。

本当に知識ゼロだったので、0→1にする最初の1か月半が本当に辛かったです。

しかし、あとは1に不明点や自信のない内容を肉付けしていくだけなので、理解するのがとても楽になりました。

私と同じく未経験の方は、最初のハードルが高いかと思いますが頑張ってください...!!

「FP3級 吐きそう」で何度検索したことか...;;笑

3級は社会人の一般常識?次は2級にチャレンジ!

このようなスタンスと勉強方法で、無事、合格することができました。

FP3級の勉強が終わって感じたことは、「これ、本当に基礎レベルなんだろうなぁ」ということ。

確かに前よりは確実に知識もついたし、合格もできた。

でも3級の範囲は制度や用語・しくみといった基礎の部分の理解がメインで、実際にそれを活かすとなると次の応用スキルが必要になってくるだろうな...と感じています。

そして、その基礎知識ですら能動的に取りに行かないと何にも教えてくれない、今の日本社会。。笑

いや、この言い方が完全に他力本願になってしまっているのはわかっている。笑

でもそれくらい、義務教育や社員研修とかで早いうちから知っておきたかった知識ばっかりだったんだよな。

新卒研修って絶対、企業理念とか社内ルール、ビジネスマナーばっかだよね。それも大事やけどさ。

とにかく、家計に対してまだできることがあるなら勉強したい!

ということで、先日2級のテキストも購入しました。目標は9月受験かな。。

今回のことでマネーリテラシーのベースは作れたと思うので、よりよい人生を送るため、引き続き研鑽したいと思います!

www.satsukilog.com