サツキログ

DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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【オンラインツアー感想】HISの24時間30か国周遊旅に参加したよ

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春に初めてオンラインツアーに参加し、その気軽さにハマりそうになって数か月。

次なる目的地をを求めてネットを徘徊していると、HISさんがこんな企画をしてくださっているのを見つけました。

24時間ノンストップ・30か国以上・1500円!!

超大手の底力というか、本当にやるつもりか...と疑いたくなると同時に「こんな得なことある⁈」と思い参加しました。

実際終わった今、感想としてはすごくよかったです◎

「観光できた」以上に「人としてグッとくるもの」を感じさせてもらえた企画で、感謝や尊重の気持ちが自然と出てきたとてもいい経験だったように思う。

今日はそんな24時間オンラインツアーに参加した感想を、特に印象に残った国と併せて書き留めておきたいと思います。

次の日に支障が出ない4連休初日という日取りも素晴らしかったです◎笑

HISの24時間オンラインツアーのスケジュール

旅行会社大手のHISが企画してくださった前代未聞のオンラインツアー。

その名の通り24時間ノンストップの持久戦で、世界各国の名所がオンラインのリレー形式で紡がれていく、旅行離れした夏に相応しいワクワク企画です。

いざなわれる国々は、下記(ツアー順)。

ケニア→シンガポール→クロアチア→香港→イタリア→フランス→スペイン→チュニジア→エジプト→トルコ→UAEアラブ首長国連邦→カナダ→アメリカ→エクアドル→ボリビア→メキシコ→ジャマイカ→コスタリカ→モンゴル→インドネシア→タイ→フィジー→タイ②→香港②→オーストラリア→ハワイ→インドネシア②→ニュージーランド→オーストラリア②→インド→台湾→韓国→インド②→日本→ケニア②→ウズベキスタン→南アフリカ

韓国の後に控えていたネパールは通信不良のため残念ながら中止にTT

2度ある国もありますが、コンテンツが違うので飽きは全くありません。

入退出は自由。私も最初は全部目に納める気は満々だったものの、さすがに深夜の睡魔には勝てず、ボリビア~モンゴル辺りは離脱してしまいました。

HISの方が交代制でファシリテーターをしてくださり、現地の日本語ガイドさんの説明も流暢&フレキシブルでザ・チームといった感じのとても心温まる進行でした。

スクショタイムもありましたが写真の2次利用禁止とのことなので、写真はフリー素材を使用します◎

 

特に印象に残った国◎

ケニア・オーストラリア

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こちらの2か国は、主に動物に関わるコンテンツ。

ケニアではマサイマラ国立公園にてサファリカーでの野生動物の観察。

ライオン・キリン・像・シマウマ・ヌーといった動物たちが、人間のそばでリアルに動いている姿にはやはりテンションが上がる!現地ガイドの方の穏やかで丁寧な日本語もとっても良かった。

オーストラリアでは、ロットネス島で野生のクォッカに出会う旅。

口角があがっていて世界一幸せな動物といわれていることは知っていたけれど...本物のクォッカがこんなにカワイイなんてTT

基本的に動物が好きなので必然的に印象に残りやすいのですが、同じ地球の別の場所では動物が動き回っているんだというリアル感が心情に訴えてくるようでよかったです。

クロアチア・スペイン

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こちらの2か国は主に町歩きでした。

クロアチアといえばドゥブロヴニク。今回はその城壁内の旧市街歩き。

丘の上からのオレンジの屋根の印象が強いあまり、中のことはそういえば考えたことが無かったので超新鮮。地震や内戦を越えてきた都市というのも感慨深い。。もちろん、少し時間を空けて丘からの眺望も見せていただきました◎

スペインではバルセロナにてサグラダファミリアの見学。

ガウディの建築物にはもともと興味があって、「すごい」ということは漠然と思っていたのだけれど、近くで見たらその荘厳且つ繊細さが目に見えてわかりました。。

ちなみにスペインは夫婦でいつか行きたいと話している国です。旦那が何としてでも本場のスペイン料理を食べたいらしい。私はグエル公園のトカゲにあいたい。

タイ・香港

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2日目の午前中に中継されたこちらの2か国。時間に相応しく朝食シリーズでした。

現地の朝市や屋台に訪れ、ローカルな空気感や食べ物(の雰囲気)を堪能。

個人的には、こういった各国の暮らしに根差した部分を垣間見ることが大好きなので、めっちゃ印象的でした。

名所らしい名所も旅行には必要だけれど、旅をするならやっぱり現地のリアルや人との触れ合いが実感できるような内容にしたい。

インド・トルコ

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ほぼ自分の趣味が現れているこちらの2か国...完全なる好みというだけの理由です。笑

インドはオールドデリーの町歩き。

雑な露店や中継を興味津々に見てくる人など、カメラに映る雑多でカオスな雰囲気がたまりません。これは言葉にできない。インドインドインド!行くまで死ねん!!

トルコではイスタンブールにてブルーモスク付近の町歩きだったのですが、中継中にアザーンが聞こえてくるという偶然が。アザーンの異国情緒溢れる響き、大好きです。インドに続きイスラム圏の雰囲気にも非常に興味のある所なので、ボスポラス海峡はじめ絶対行きたいな。

ちなみに、お国柄か2か国とも、ガイドさんがと・に・か・く、よくしゃべる!!

反面、習得が難しいと言われる日本語をノンストップでしゃべる姿には脱帽でした。

 

国境なき医師団のお話

2日目の午後に特別枠として、国境なき医師団のお話を聞く時間が設けられました。

活動内容としては大まかには知っていたのですが、実際に話を聞く機会はもちろんありません。今更ながら、とても貴重な機会をいただけましたよね。。

「活動は一時的な対策にはなっているけれど、根本的な解決にはなっていない」

「医師団が一番望んでいないのは無関心であること」

これらは、話を聞く中で最も印象に残った言葉です。

根本解決はかなり難しいこと過ぎて、正直なところ当事者意識がどうしても出てこない。でもこういう言葉をいただけた限りは、これからも世界で起こっていることに目を向けることはやめないでおきたいと思う。

そうすることで何かしらの選択や言動につながると思うから。

ちなみに、今回のツアー代金の50パーセントは国境なき医師団に寄付されるとのことでした。

24時間オンラインツアーに参加した感想

さて、少し長くなりますが、全体的な総括を。。

まず1つ目は、HISスタッフはじめこの企画に関わってくださった方への感謝。

24時間ぶっ通しという前代未聞の企画の中、携わってくださった人の尽力は想像以上だと思う。運営・ファシリ・現地駐在スタッフ・日本語ガイド・カメラマンなどなど。。

特に、言葉も要領も異なる中、トラブルが起こった状況でも日本語で臨機応変に対処してくださった現地外国人ガイドの方には感心しっぱなしでした。

2つ目は、旅行というものが与えてくれる影響の大きさ。

これは完全に個人的な話になるのだけれど、文化や思想が異なる中でも、現地の方の人情味に触れたり同じ時間を共有したりしたら、相手を傷つける・破壊するといったネガティブな行動よりも、尊重や慈しみといったピースフルな感情の方が勝つと思うのよね。

旅行というものはそういったマインドを育ててくれる最も楽しいものの一つであって、尚且つそれを好きな人が多い行動だと思うのよ。

国境なき医師団につなげるわけじゃないけど、そんな気持ちになれる可能性をはらんだ「旅」が早く再開できる世の中になって、相互理解が進めばいい。。

と強く感じました。

 

個人的にいろんな気持ちが渦巻いた24時間オンラインツアー、総括して大満足でした。

ちょうど同日にオリンピックの開会式がありましたが、国の異なる規模で1つのものを形にする大変さとか、異なる文化の人同士が受け入れあう姿勢とか、オンラインツアーの後に見ることで特にグッときました。もう涙出たわ。

次回また同様の機会があったら、ぜひまた参加したいと思います!

www.satsukilog.com