サツキログ

DINKsの30代OLによるライフスタイルブログ。日々の生活/旅行記/キャリア/カルチャー関連など。元社畜です。

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ゴッホ展@名古屋市美術館|名古屋日帰り旅行の記録とともに

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先日、かねてから行きたかったゴッホ展に行ってきました!

以前からブログを読んでくださっている方であればご存じかもしれませんが、ゴッホは個人的に、一・二を争うくらい大好きな画家。

2020年のゴッホ展とロンドンナショナルギャラリー展に引き続き、今回も生ゴッホ作品と久々のご対面。。泣けましたTT(とは言いすぎだが)

いつもだったら関西で開催されることが多いのですが、今回は残念ながら開催はナシ。そのため最寄といっても名古屋に足を延ばす形に。

せっかくなのだから...ということで前後の時間にフラッとしてきたので、その記録と一緒に残しておきたいと思います◎

ゴッホ展とヘレーネについて

まずは今回のメインであるゴッホ展に関することから。

一口に「ゴッホ展」といっても昔から色んな美術展が開催されており、何をテーマにしているか(主にはどの団体から借りてきている作品か)によって意図が異なってくるところ。

今回の場合は、ヘレーネ・クレラー=ミュラーという女性にまつわる美術展です。

彼女はゴッホとほぼ同年代に生きた女性なのだけれど、ゴッホの死後、その作品に惚れ込んで、名家のパワーを利用し彼の絵をコレクションしまくったというお方。

そのコレクションはクレラー=ミュラー美術館にて管理され、その作品群が今回やってきたという訳です。

ゴッホ展の感想もろもろ

いきなり感想から。

ヘレーネさん、ありがとうございます...!!

なぜかというと、彼女のようなコレクター兼ゴッホの絵画に価値を感じて残す人がいなかったら、今私たちがその存在を知ることが出来なかったかもしれないから。

知っての通り、ゴッホは生前全く評価されず、売れた絵は1枚。そんな彼の絵が評価され出したのは、彼女のようなコレクターが布教(言い方な)し始めたゴッホの死後から。もちろん、弟のテオやその妻のヨー・二人の息子フィンセントによる活動も大きいところ。

こういった方々の頑張りがあったからこそ、素晴らしい作品たちがきちんと日の目を浴びているのだと思うと泣けてきて、改めて今回の開催の趣旨に思いを巡らすのでした。

ちなみに今回、事前に原田マハさんの小説『たゆたえども沈ます』とその解説本である『ゴッホのあしあと』を読んでゴッホの生涯や人物像をより具体的にイメージすることで、展示を一層楽しむことができたよ。

蛇足ですが、入場は1時間ごとの時間制にも関わらずすんげー人でした。人数制限の意味!

ゴッホ展での購入グッズ

作品ももちろん素晴らしく、展示されていた作品の中でも特に印象に残ったものを中心に、何点か購入してきました(*´ω`*)

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  • ジップファイル
  • チケットファイル
  • ブックマーカー
  • ノート
  • 大判ポストカード

今回は、印象に残った「夜のプロヴァンスの田舎道」と「種まく人」の作品縛りです。

ジップファイルは美術展用にデザインされたものだけれど、これめっちゃいいんですよ。1冊の中にジップや収納できるページがファイリングされてるの(語彙力)。

結局お土産にはリーズナブルかつなんだかんだ使うファイルを絶対に買ってしまう。。

ゴッホの絵は何層にも重ねられた彫刻のような油絵の具が特徴的なので、印刷にしてしまうとそれがわかりづらくなってしまうのが残念。でも美しい色彩はグッズにも健在です。

余談ですが、ゴッホはその人の人生観や暮らしをリスペクトしていて、それが体現されやすい老人や農民の絵を特に好んで描いていたんだって。

そういうところも好きだぜー、ゴッホ!

弾丸名古屋旅について

さて、ここからは名古屋一人旅の様子をサクッと振り返ります。

今回の行程は、

名古屋駅着(12:30)→ランチ→大須商店街→ゴッホ展→栄・久屋大通近辺→名古屋駅発(19:30)

という弾丸日帰りツアーでした。

名古屋は過去に何度か訪れたことがあり、今回は結果的に行ったことのある場所をなぞるという形になったけれど、やはりいつもと違う土地は新鮮で楽しかったよ◎

ランチ@コーヒーショップ KAKO 花車本店

名古屋といったらモーニング!と思い、時間的に"一日中食べられるモーニングのある店"を探そうと思っていたのだけれど、夫にいうと「それもうモーニングちゃうやん、コーヒーセットやん」といわれてしまい「それもそうやな」と思った結果、こちらに。

f:id:stk5:20220403184703j:plainこの日のジャムはキウイ・イチゴ・オレンジ・キンカンとのこと◎

実は、5年ほど前にも来ていて今回で2度目の来店。

喫茶店やカフェはたくさんあるはずなのに、こちらのトーストが素敵でやっぱり来てしまった。コーヒーもおかわりできてよきでした!

大須商店街

この日、天気は雨。ゴッホ展の入場時間までの間、「とにかく屋根のあるとこ...!」と思って急きょ訪れた大須商店街。。

結果、行って大正解でした!!

掘り出し物が出てきそうなリサイクルショップや、異国感溢れるショップがちらほらあってスキマ時間ではとても回れない。

f:id:stk5:20220403184240j:plainカルダモンのお茶・ビリヤニの素・バターチキンカレーの素。全部パキスタン産!

とくに輸入食品店が面白い!時間がないという焦りに駆られてお茶と料理の素を珍しく衝動買いしてしまった。。

こちらの商店街も10年ほど前に来たことあるはずなんだけど、その時は魅力に気づかなかったのかなー...とにかく、今度ゆっくり回りたい!!

栄・久屋大通周辺

ゴッホ展を見た後、少し歩いて繁華街の方へ。

仕事上、実はこのエリアと少し関りもあるので、土地の雰囲気的なものが知りたく。

ついでにラシックで気になるお店をフラっと物色。こういう時に限っていい感じのものと巡り合ってしまうので困る。

夕食@矢場とん(名鉄百貨店)

名古屋に来たら絶対に食べると決めている矢場とん!

帰りに移動が少なくて済むよう名鉄百貨店の店舗に行ったのだけれど、18:30にして大行列で焦る。幸い回転はスムーズで、まぁ大丈夫でしょうという時間には着席。

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この味噌がうまいんだよねー!!赤だしも名古屋感あってよき◎

大阪にも店舗がいくらかあるそうなのだけれど、やっぱり本場で食べるという付加価値はデカい。笑

ご飯少なめにしてもらったにもかかわらず相変わらずのボリュームで、ノンストップで食べて完食、バスに滑り込んで帰路に...という具合で私の名古屋旅は終わりました。

総括

ゴッホ展と名古屋観光という、短時間に楽しいことをギュッと詰め込んだ1日。

言わずもがなゴッホ展はとても良かったし、ご飯も美味しかったのだけれど唯一の誤算は大須商店街!!

大人になって訪れたらまさかこんなに楽しく感じるとは思っておらず、スキマ時間(しかも急きょ)でしか予定に組み込まなかったことが悔やまれる。。

車を使うと意外と地元からも短時間でいけそうなので、いつか大須リベンジしたいな。

そして、今度いつ会えるかわからないゴッホ。。

作品を見る度、本人の生涯を知る度、どんどん興味が湧いてくるゴッホ。

現状に何度も負けそうになりながら必死で描いたであろう彼の作品を、これからも出来る限りたくさん見たいと思う。

次の機会が来るまで、その時をじっと待ちます。

www.satsukilog.com

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