我が家、先月8月度の食費が16000円という激安支出を記録しました...(※夫婦2人暮らしです)
もちろん、これは私の実家から定期的になされる野菜&米のおすそ分けに助けられていることが大いに影響しているのですが、それでも数字は数字。久しぶりの快挙。
過去の経験から、倹約思考とお金への執着が身に付くことしばし。。
▼経験談はこちらから
すっかり節約&貯蓄術も身に付き、独身~結婚後の今まで毎月一定の額を貯金し続けてこれています。
皆さまのマネー関連の記事を読むのが好きだし私もアップしたいと思うものの、書き起こす気がどうもわかなかったのですが。。
これを機に、やっと重い腰を上げます。振り返りと自戒も込めて。
イチ家庭の家計管理で気を付けていることなどを、今回から何度かに分けてUPしていきますね。
まず今回は、DINKsである我が家の基本の家計管理方法についてのご紹介です。
ちなみに先日、ベテランFPの方に家計診断をしていただいた際、「これはよく頑張っている」とお墨付きをいただいたので、ある程度自信をもっていいものかと思ってます^^
よろしければ参考にしてみてください◎
- はじめに:我が家のプロフィール
- 家計管理は『収入→生活費→貯金』の順で
- 共通財布型でクリアな分配をする
- マネーMTGで収支の振り返り&予算振り分け
- 残った金額は全て貯金=自動で貯まる仕組みに
- まとめ:夫婦で話し合い予算&貯蓄のバランスを
はじめに:我が家のプロフィール
◆ 私(派遣社員)
正社員で働いてきたものの、結婚後諸々の事情で派遣社員に。制作と事務の間。
学生時代からの一人暮らしとリーマンショック後の新卒薄給経験でお金の大切さを実感。
迷うなら買わない慎重派。反面、倹約家だが好きなものにはお金をかけたい。
◆ 夫(正社員)
段取り上手で本気出した家事力は妻より高め男子。アパレル勤務の中間管理職。
極度にケチることはしないが大きな浪費もしないという適度な金銭感覚の持ち主。
同じく学生時代から一人暮らしだが、貯金スキルがついたのは結婚後。ご飯が好き。
結婚丸3年の、30代半ばに差し掛かる子なし夫婦です。二人ともタバコは吸いません。
お互い独身時代の貯金とは別に(夫は多分ほぼない...)、婚約のタイミングでゼロから共同貯金を始めました。
家計管理は『収入→生活費→貯金』の順で
我が家の家計管理に関する基本的な考え方の順番は、収入→生活費→貯金&投資です。
よく、収入→貯金&投資→生活費という構図で、「まずは先取り貯金の額を決めて、残りの額でやりくりを!」とも言われますが、うちは逆です...笑
先取り貯蓄をやった場合、以下のようなデメリットが出てくると思うんですよね><
・貯蓄額を高く見積もりすぎて、生活がカツカツなってストレスがたまる ←我が家の場合、私がケチストイックなのでこうなる可能性高し
・貯蓄額を低く見積もりすぎて、本来貯金できた額まで使ってしまう。要は無駄な出費。
そのため我が家の生活費は、心がすさまない程度の余裕は残しつつ、いかにミニマムに抑えるか、というバランスを重要視しています。
そのバランスはどうやって決めているかは、この後説明しますね!
共通財布型でクリアな分配をする
『収入→生活費→貯金』の分配として、下記の図のように管理しています。
原則として、夫婦で一元管理派。
毎月給料が入ると、私が自分の引き落とし分を残した金額を全部引き出し、現金分の生活費及び貯金分を夫に合算するというもの。
ちょっと面倒かもしれませんが、試行錯誤の末、我が家ではこれが一番わかりやすいという結果にたどり着きました。
家庭によって管理しやすい方法は違うと思うので、あくまでご参考に!
そして、この【生活費】にいくらくらいあればいいかを決めるのが、夫婦でのマネーMTGです。
マネーMTGで収支の振り返り&予算振り分け
家計管理にあたって月に1度、給料が出そろったときにマスト実施なのがマネーMTG。
やることは2つ。「当月の精算&振り返り」と「翌月の予算立て」です。
振り返りに応じた予算立てをすることで、先ほどお伝えした「余裕とミニマムのバランス」もここで決まってきます。
やること①当月の支出の清算
前もって予算立てしていた金額に対し、いくらで着地したかの振り返り。
方法としては、あらかじめエクセルで作ってあるオリジナル家計簿に、かかった出費を入力していくというシンプルな方法です。
我が家がレギュラー化している、主な項目はこちら▼▼▼
【口座引落分】
- 家賃(駐車場代含む)
- 光熱費(電気代・ガス代・水道代)
- 通信費(格安スマホ2台&Wi-Fiルーター)
- 保険料(夫婦それぞれの医療保険)
- 奨学金返済(夫分)
【現金で下ろす分】
- 食費
- ガソリン代
- 日用品
- 雑貨費
- レジャー費
- 交際費(夫婦共通のもの)
- 美容費
- 医療費(発生しそうな月のみ)
- お小遣い
後に記載しますが、それぞれの項目の管理方法もある程度決まっているので、入力するのは特に苦ではありません。いつも10分くらいで終わります。
ここでそれぞれの項目を振り返りながら、翌月の予算配分の参考にします。
それぞれいくらかの費用明細については今後ご紹介できればなと思います。
やること②予算立てして現金振り分け
支出の把握が終わったら、前月実績や毎月の傾向をもとに翌月の予算立てをします。
「そろそろ暑く(寒く)なりそうだから、電気代は少し多めにとっておこうか」とか、
「なんやかんやいつも雑貨代使わないから、そんなにいらんよね」とか。
それぞれの項目の予算立てが済んだら、引落分はそのまま口座に残し、現金分はその金額に応じて下記のように振り分けます。
「共同財布」とは、夫婦のどちらが買い出しに行ってもいいように、共通で持ち出せる家庭用の財布みたいなもの。
「管理ケース」とは各費用を一括管理しているポーチで、無印のパスポートケースのようなものをイメージしてもらえたらいいかと思います。(おいおいご紹介予定!)
どちらにせよ、手元には当月に使っていい金額しか置いていない状態となるので、使いすぎる心配もナシ!その範囲で毎月出来ることを楽しめばいいただけ、ということです◎
しかしこれだとキャッシュレス化の波にいまいち乗り切れていないのがデメリット...今の課題です。
残った金額は全て貯金=自動で貯まる仕組みに
ここまで行うと、自ずと「収入-支出予算」の金額がでます。
つまりはそれが貯金額となり、貯蓄用の口座に振り込むだけ!!
最低限不自由のないお金は手元に残しつつ、毎月繰り返すことでどんどん貯まるというしくみです。
月にもよりますが、我が家はこの方法で毎月平均して手取り世帯月収の約5割を貯蓄&投資に充てることができています。
ちなみに冠婚葬祭や帰省・旅行代など、特別支出の別途積立はしていません。
発生した際は貯金からおろします。今のところ頻繁にあるわけじゃないし、そういった支出よりも貯まるペースの方が早いので、結果はオーライです。
まとめ:夫婦で話し合い予算&貯蓄のバランスを
以上、貯蓄が大好きなDINKs妻の基本の家計管理方法でした。
・必要な生活費をあらかじめ算出する
・予算を立てたらそれ以上使わない
・残りを全て貯金して貯まる仕組みを作る
なにより、これを「夫婦2人で行う」ということが最重要ポイントだと思います。
我が家の夫は、独身時代はコツコツ貯金の文化は(恐らく)ありませんでしたが、一緒に見える化するようになってから、やりくりに関する意識が一気に変わりました。
今では、率先して振り返りや予算立てをやってくれています。
まじで「旦那の金遣いヤバイ...」っていう友人みんなにオススメしてる。
もちろん、「子供がいない」、「共働きである」という大きな要因が関係しての結果なので、このペースが一生続くかどうかといわれると厳しいでしょう><
しかし、こういった管理のクセをつけつつ、その時々でお金とのベストな付き合いをしていきたいと思っています。
以上、今回は大枠として、基本の貯金方法&家計管理についてでした!
次回はもう少し細かい生活費の管理方法に関してご紹介します!
~2021.9.23:追記~
手元での家計管理方法と月々の明細についてのブログをアップしました。
よろしければ引き続きご覧ください。